エントリーシートの通過率がグンと上がるたった1つのコツ
たけです。
今回は、「エントリーシートの書き方のコツ」についてお話していきます。
どの企業を受ける際にも必ず通る道が、この「エントリーシート」です。
エントリーシートが通らなければ、面接を受けることすらできません。
そうなれば、最悪あなた一人だけ取り残されてしまう、なんてことにも十分にありえます。
もしかするとそれは、あなたのエントリーシートにある問題があるかもしれません。
それに気づいて改善できれば、あなたのエントリーシートは良くなるきっかけの1つになるかもしれません。
本当にシンプルなことですが、効果は絶大です。
まずは結論から述べる
もしエントリーシートが通らない、なんとしてもエントリーシートを通過させたい!というときは、以下のことを意識しましょう。
エントリーシートの通過率を上げる、本記事のポイントは、
まずは結論から述べる
そのあとに詳細を述べます。
なぜなら、その方が分かりやすいからです。
非常にシンプルな法則ですが、この結論ファーストが、世界基準です。
日本人が良く使う型の一つに「起承転結」があります。
映画や小説といった、物語を展開するのに適した型です。
エンターテイメントでは、色々どんでん返しがあって、最後にオチがあるから面白いのです。
一方で、みんなが忙しく働き、限られた時間で「要点」を説明する必要のあるビジネスの場では、分かりやすいことが最優先です。
はじめに、要するに何が言いたいのか?を一言で述べることによって、その後の内容が理解しやすくなります。
つまり、まず、最低限読んでもらうために、内容以前に「分かりやすさ」を意識しなければなりません。
分かりにくいエントリーシートは読まれない
逆にエントリーシートを読む人事側の視点に立ってみれば、より理解できると思います。
人事は常に非常に忙しいです。
特に大手企業においては、数万ものエントリーシートが届き、それをたったの数人で処理しているところもあるそうです。
もう一つ一つのエントリーシートをゆっくり吟味している暇はありません。
超高速で処理しています。
その中で、内容が分かりにくいエントリーシートが紛れていたらどうなるでしょうか?
何度も読み直して、内容を理解してくれると思いますか?
いいえ、最後まで読まれずに即ポイされます。
つまり、分かりにくい文章は、いかに内容が素晴らしいことが書いてあったとしても読まれないのです。
想像してみてください。
あなたが何時間もかけて熟考したエントリーシートがものの3秒で捨てられる様子を、、
こんなに悔しくてたまらないことはありませんよね?
結論ファーストの具体例
以下に具体例をあげます。
例えば、
「今このテーマで、卒業論文を書いてるけれど、何か、書いていても全然進まなくて、ひょっとして自分の集中力がないのか、このテーマが難しすぎるのか、そもそもこのテーマ自体を変えるべきなのか、でも、せっかくここまでやってきたのだから、今さら変更するのも、もったいない気がして、、」
と、いきなり永遠と語り始められたら、
「ちょっと待って。いったい何が言いたいの?」と混乱してしまいます。
普段の会話なら別に構わないかもしれませんが、
特にあなたも作業に追われている等、忙しい時だと「要するに何?」と言いたくなりますよね?
この時に、もし、
「今、卒業論文を書いているけれど、予定より進捗が遅れていて、困っているんだ。
よかったら相談に乗ってくれない?
何かあまり集中力が続かないし、もしかしたら、テーマが難しすぎるかもしれない。
でも今さらテーマを変更するのも、もったいない気がして、、」
というように、
始めに、「私は困っている、相談に乗ってほしい」という結論を述べてから、
「どういうふうに困っているか」という詳細を述べることによって、明快で分かりやすい文章構成となっています。
始めの2文を聞いた瞬間に、聞き手は、「これは、お困りごとの相談ね」と意識しながら耳を傾けるので、内容もスッと入ってきやすくなります。
結論をはじめに述べると、これから話す話が「何についての話」なのか把握しながら聞く体勢に入るので、内容の理解度が大きく高まります。
逆に何の話かも分からないことを、はじめからダラダラ言われると、
「ちょっとこれは今いいや」と忙しい人にとっては、シャットアウトモードになります。
というわけで、まず結論から述べましょう。
この結論ファーストは、エントリーシートで書く場合だけでなくて、面接で話す場合にも共通のことですので、普段から意識してみましょう。
今回のまとめです。
多忙な面接官にあなたのエントリーシートをきちんと読んでもらうために、
「まず結論」から書くということを強く意識しましょう。
各項目のエントリーシートの具体的な書き方は、以下の記事に詳しくあります。
自己PRの書き方 ↓
志望動機の書き方 ↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。