就活での不安は場数の慣れで解決できる [インプットとアウトプット]
たけです。
「エントリーシートがどうしても書けない」
「面接においてどうしても緊張してしまう」
というような悩みを一度は抱えたことはありませんか?
その悩みの原因は大きく以下の2パターンが考えられます。
1つ目は、基礎力不足。つまり正しく自己分析や企業研究が出来ていないことが原因。
2つ目は、慣れ不足。言い換えると練習・実践不足。基礎的なことはできているが単に場数が足りていないだけ。
今回は、2つ目の慣れ不足、練習・実践不足の問題に関してお話していきます。
大事なことはインプットとアウトプットのサイクルなんだよという話になります。
また、1つ目の基礎力不足については、全体の流れを把握して、まず今の自分が何をすべきか?までに立ち戻ってみることをオススメします。
詳しくはこちらの記事にあります。
不安の原因の1つは慣れ不足
今回伝えたいポイントとしては、エントリーシートが書けなかったり、面接で過度に緊張してしまう原因の1つは、
単に慣れの問題であるということです。
しっかりと自己分析、企業研究、就活の軸といった基礎的なことをこなしていれば、後はただ実践するのみだからです。
もちろん予想外の質問などもあるでしょう。その時はもう一度基礎に立ち返ります。そしてまた実践に挑む。
結局はこの繰り返しに尽きるんじゃないかなと思います。
面接は自分の一生を左右する密度の濃い時間なので、もちろん緊張して当たり前です。
特に第一希望の企業であれば、内定が欲しいという気持ちは高まるので、さらに自分の良いところをアピールしなきゃ、と思ってしまい緊張がより高まるというサイクルにはまってしまいます。
ではどうすればいいかというと、基礎的なことを学ぶインプットをしつつ、実践のアウトプットの機会をそれぞれ増やしていくことです。
インプットを増やす
インプットとしてまずするべきことは、自己分析、企業研究、就活の軸に取り組むことです。
ここをやらずに就活は始まりません。それぞれの取り組み方の手順はこちらの記事にあります。
自己分析の取り組み方 ↓
企業研究の取り組み方 ↓
就活の軸の取り組み方 ↓
その上で実際にエントリーシートを書くところまでやってみましょう。エントリーシートには鉄板の質問というものがあります。
それが自己PRと志望動機の2つです。上記の3つをおさえた上で更に取り組んでみてください。
自己PRのエントリーシートの書き方↓
志望動機のエントリーシートの書き方↓
エントリーシートの書き方のコツとしてこちらも参考になるでしょう。
基礎的なことでも徹底的にやろうと思えばいくらでもできます。
しかし、これらのことは一夜では決してできません。自分が納得いくまで何度でも何度でもやり直しましょう。
アウトプットの機会を増やせるか
次にアウトプットとしてすべきこととして一番良いのは、実際の面接に取り組んで離れしていくことです。
いつ頃から面接に慣れてくるか?というアンケート結果がありました。
■就活で「面接に慣れてきたな」と感じられたのは何社目くらいを受けたときでしたか?
第1位「3社目」47人(27.7%)
第2位「5社目」32人(18.8%)
第3位「2社目」18人(10.6%)
第3位「4社目」18人(10.6%)
第5位「10社目」11人(6.5%)引用元:就活の面接「慣れてきたな」と感じたのは何社目だった? 経験者の本音 | 大学生の就活ノウハウ | 就活hack | 就活スタイル マイナビ 学生の窓口
平均的には3~5社くらいで慣れてくるという感じでしょうか?もちろん人によっては10社くらい受けるまで慣れないこともあります。
より早く慣れるためには、疑似的な面接訓練が有効です。
キャリアセンター、友達、家族などに自分の意見を聞いてもらいましょう。
尋ね方の一つの工夫として、エントリーシートや面接でこのような質問があるけど、私は~~と答えるけどどう思う?みたいに聞いてみても良いと思います。
面接に向けてできる対策としてこちらの記事にあります。
まだ完全にはまとまっていない状態でも構わないです。なぜなら自分の意見を述べることによって、自分の中の考えが整理することに意味があるからです。
うまくいうためにはどうすればよいかと考えることによって、自分が本当に言いたいことがまとまってきます。
もしくは、まだ本選考の面接の期間でないのなら、インターンシップを利用するのも非常に有用な手です。
なぜならインターンシップに応募する過程でも、企業によっては面接があるので、面接練習になります。
また、インターンシップに参加できれば、直接社会人の型とお話しできる機会があります。これを使わない手はありません。
インターンシップのメリットをについてはこちらの記事に詳しくあります。
インターンシップに参加するための対策はこちら↓
ぜひ自らアウトプットの機会を積極的に作り活用していきましょう。
じっとしていても何も始まりません。行動あるのみです。
アウトプットした後は内省する
少しでも早くなれるためのコツとしては、毎回の面接後の内省を大切にすることです。
上手くいった上手くいかなかったに関わらず毎回振り返ってみましょう。
例えば、上手くいったのなら、なぜうまくいったのか?を考えてみます。
たまたま答えやすい質問ばかりだったから?それとも対策が功をなしたから?
上手くいかなかったのなら、なぜ・どこで上手くいかなかったのか?
全くの予想外の角度からの質問が来たのか?準備はしていたのだけれどもパッと口から出てこなかった。自分の中で深堀りが甘かったのか?
などを振り返ってみましょう。
ここでポイントとしては、帰りの電車やバスの中ですぐにやることです。もう家に着く前にやってしまいます。
僕はよく交通費をケチるために夜行バスを用いていたので、面接が終わって帰りのバスまでの待ち時間の間に、カフェなどに入ってノートにメモをしていました。
どんな質問が来て、自分がどう答えたか?そして今から振り返ってみてそれはベストな回答だったと言えるか?よりよい答えとしては何があるか?
などをノートに書きながら思考を整理していました。
これを毎回の面接で繰り返すと、やはり似たような質問に対してはスラスラと答えられるようになります。脳が勝手に覚えていてくれますから。
更には自分の価値観を何度も再定義するので、ちょっとずつでも確実に自分の価値観が磨かれて洗練されていきます。
今回は、就活で不安には、インプットとアウトプットを見直してみようというお話をしました。
いずれにせよ今の自分に何が足りていないかをきちんと自分で把握することが重要です。
まずはインプットが足りないのか、アウトプットが足りないのかを見直してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。