面接での緊張の原因とその対策法3つ

たけです。

 

今回は、「面接での緊張の原因と対策法」についてお話していきます。

 

面接ってものすごく緊張しますよね?

そもそも僕は人前で話すのも得意じゃないので、面接なんてなおさらです。

 

特に第一志望の企業ほど緊張具合も高まります。

これからの人生が、その数十分間にかかっているわけですから、緊張して当たり前だと思います。

 

でもだからといって、緊張して本来の自分が発揮できなかったら困りますよといういことです。

ましてや、それで普段答えられる質問にも答えられず、面接に落ちてしまったらパーです。

 

面接で一度落ちてしまえば、もうその企業は終わりです。

そういうことを考えると、なおさら緊張してといった、負のスパイラルにはまってしまいます。

 

そうならないためにも、今回は、緊張を和らげるための対策だけでなく、そもそも「なぜ」緊張してしまうのか?といったところについてお話していきます。

 

上辺だけの対策として、テクニックだけ身に付けるのではなくて、根本となる原因から把握して対策に臨みましょう。

 

 

面接で緊張する原因

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 まず、前提としてですが、

 別に緊張してもいいということです。

 

全く緊張しないよりは、適度な緊張の方が集中できるので良いと思います。

しかし、緊張しすぎていつも通り話せないのなら、問題ありなので対策しましょう、ということです。

 

緊張する原因は、いくつもあって、それらが複合的に絡んでいると思いますが、究極的には、以下の2つに集約することができると思います。

①100%以上の自分を演出したがる

②面接という場に慣れていない

 

 順番にお話ししていきます。

 

①100%以上の自分を演出したがる

自分の魅力を100%伝えようとする気持ちはごもっともです。

当然のことです。そのために一生懸命に練習します。

 

ですが、僕の経験から言うと、自分の魅力は100%伝えることはかなり難しいです。

そう考える理由は大きく2つあります。

1. 面接時間は短い

2. 自分の伝えたいことを、面接官が質問してくれるとは限らない

 

1. 面接時間は短い

魅力なんてそんな簡単に伝わりません。

あなたという人物像が、大体こういう感じというのは伝わりますが、

限られた短い時間で詳細までは無理です。

 

一次、二次、最終面接が各30分で、合計90分だけで選考が終わるところもあります。

 

2. 自分の伝えたいことを、面接官が質問してくれるとは限らない

これはよくあるのです。

例えば、自分では、このエピソードについてがっつり言おうと意気込んでいたのに、そこにはさらっとしか触れられず、

 

逆に「え、そこをそんなに聞くの?」ということがよくあります。

そうなると、一応共通している価値観などは何となく話せますが、せっかく準備してきたことが言えないと、あなたにとっては不完全燃焼になります。

 

 

次にもう一つの面接で緊張してしまう原因です。

②面接という場に慣れていない。

普段、いつもの友達や家族と話すときは、緊張しませんよね?

 

面接という特有の雰囲気があります。

スーツを着て、身だしなみを整えて、背筋をピンとして、初対面の方と話すという、非日常な空間。

 

普段、そういうのを体験してこなかったからこそ緊張してしまうわけです。

 

少しでも人前で話しなれている人というのは、面接の緊張感も早い段階で慣れてくると思います。

 

ただ今まで、全く大勢の場で発表してこなかった人は、面接という空間でめちゃくちゃ緊張してしまいます。

 

僕も大学時代まで、特に委員長や部長といった人前に立つような、いわゆるリーダーシップ経験は0だったため、面接時はめちゃくちゃ緊張していました。

必要以上に緊張してしまうと完全に思考停止状態になってしまうので、後でめちゃくちゃ悔やんでしまうんですよね。。

 

 

面接での緊張する対策法3選

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ここまでの話で、大まかな緊張の原因が

①100%以上の自分を演出したがる

②面接という場に慣れていない

に集約できるということで、次に対策です。

 

これも色々あるとは思うのですが、僕が本当に現実的かつ効果があるのは、この3つに絞れると思います。

①徹底的な準備

②自分を客観視

③面接慣れ

 

順番にお話ししていきます。

 

 

①徹底的な準備

 面接で緊張してしまうのは、「面接中に力を出し切れなかったらどうしよう」と不安に思ってしまうこともあります。

 

(これは言い換えると、面接でいつも以上の自分を演出しようとしてることになります)

 

そこで徹底的に準備を固めることによって、ちゃんと100%力出し切ろうという、いわば正当法です。

 

具体的な面接対策法については、こちらの記事に詳しくあります。

take-syukatsu.hatenablog.com

 

 

徹底的な準備というのは、 別に内容を暗記する必要はないのですが、練習し過ぎて結果的に暗記してしまっ、とかそういうレベルです。

 

プレゼンの天才ともいえるスティーブジョブズは、数分のプレゼンに対してめちゃくちゃ練習しています。

 

一日に何時間もの練習を、何週間前から練習しているそうです。

 

本当に緊張してどうしようもないのなら、それくらい練習してみてはどうですか?

(僕は到底そんなにできませんが。。)

 

実のところスティーブジョブズは極端な例ですが、ぶっちゃけ別にそこまでしなくても、練習すればするほど脳と口が覚えてくれますので、自分の言いたいことがスッと言いやすくなると思います。

 

 

②自分を客観視

緊張すると目の前のことしか見えなくなってしまうので俯瞰してみては?ということです。

 

これはいざ緊張していると難しいのですが、面接中に座っている自分の後ろに視点を持って、自分の後ろ姿と面接官の両方を見渡してる風景をイメージをしてみて下さい。

 

そして緊張している自分に対して、「お、今自分緊張してるな」と思ってみることです。

 

そうすると「何でこんなに緊張してるのかな」とちょっと冷静になることできて、不思議と落ち着いてくることがあります。

 

緊張している自分をちょっと他人事のように扱ってみるのがコツです。

ぜひ思い出してトライしてみてください。

 

③面接慣れ

最終的には、場数が数を言うと思います。

誰しも初めてのことは緊張します。ですが、同じようなことを20回くらいやれば、さすがに慣れてきます。

 

これは別に面接に限った話ではなく、全てのことに共通だと思います。

 

実際の面接までにまだ期間があるようなら、友達や家族やキャリアセンターの人に手伝ってもらい、擬似的な面接を行ってもらうのも効果的です。

また、合同説明会やインターンシップなどの就活イベントに積極的に足を運んで雰囲気に慣れてみましょう。

 

シンプルに練習と実践を繰り返すのみです。

 

 

今回は、面接で緊張してしまう原因とその対策法についてお話ししました。

 

どれも即効性があるというよりかは、じわじわと効果があるという感じなので、諦めずに何度も試行錯誤を繰り返してモノにしていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。