志望動機のフレームワーク は就活の軸を元に![エントリーシート具体例付き]
たけです。
今回は、「志望動機のフレームワーク」についてお話していきます。
今回お話しするフレームワークをマスターすれば、大手企業内定レベルの志望動機を時短で量産できます。
志望動機は自己PRと同様の、最も定番の質問の1つです。
逆に、この定番の質問で毎回つまずいていると、企業ごとの特有の設問にかけられる時間が短くなってしまうことになります。
そうなってしまうと、エントリーシート全体としての質が落ちてしまい、通りにくくなってしまいます。
そこでフレームワークに当てはめて、自動的に論理的な構成にしよう!というのが本記事の内容です。
志望動機のフレームワーク
フレームワークに沿って書けば、自然と論理性のある文章となります。
以下にそのフレームワークを示します。
「私が貴社を志望する理由は、私の3つの就活の軸に合っているからです。
その3つの軸とは、
1つ目は、〇〇で、2つ目は、□□で、3つ目は、△△です。
1つ目の理由は、●●で、2つ目の理由は、■■で、3つ目の理由は、△△です。
なので、私は、3つの軸に合う、貴社を志望しています。」
詳しく説明していきます。
まず、「結論」です。
この文章の結論は、「3つの軸から御社に合っている」と考えている。
次に、その3つの軸の「中身」について述べていきます。
この就活の軸については、価値観ベースで、ということをこちらの記事に詳しく書いてあります。
そして、「理由」です。
なぜ自分がそのような軸を持つに至ったのか、あなたの価値観となるところを話していきます。
これを加えることにより、決して上辺の表現だけでなく、価値観レベルで本当に共感していて、その企業を志望しているということを示せます。
この価値観の重要性については、自己分析のこちらの記事にあります。
そして、再度のシメで、もう一度結論を言います。
これは分かりやすいように、あえてガチガチの型っぽくしましたが、
実際に書くときは、全くこのテンプレート通りにする必要はなく、この「要素」を含んで書けばOKです。
フレームワークを用いた具体例
そして、その具体例になります。
ここでは一例として、とある「機械系の部品メーカー」志望動機とします。
「私が貴社を志望する理由は、私の3つの就活の軸に合っているからです。
その3つの軸とは、以下の通りです。
① 機械系のメーカー、② B to B、③ 年齢に関係なく活躍できる環境、
私は、大学で機械系を専攻しており、将来それを生かせるエンジニアになりたいです。(①の理由)
また、就活を通して、様々な企業の方とお話ししているうちに、
パッとは目立たないけれど、人々の暮らしを根幹から支える、B to Bメーカーに魅力を感じるようになりました。(②の理由)
そして、学生時代のサークルで経験したような、若いうちからでも実力さえあれば、活躍の機会を得られるような環境で働きたいです。(③の理由)
以上の3つの軸に合致している、御社を強く志望しています。」
ざっくりとこういう感じです。
全ての軸の理由が価値観に根付いているので、論理的な構成となっています。
単純に、「〇〇がいいから、御社がいいです。」 ではなく、
きちんと自分の価値観に根付いた3つの観点から多角的に述べることによって、
説得力があります。
何に取り組みたいかはざっくりでいい
もしかしたら、志望動機では、
「将来、何を成し遂げたいか?」
「何に取り組みたいか」
を述べる必要がある。ということを聞いたことがあるかもしれません。
確かに、それらは重要です。
ですが、本質として重要なことは、なぜそう思うのか?です。
企業側は、なぜ(=価値観)を深く問い詰めて、あなたがそれをするに値するかどうかを判断します。
なので、「将来〇〇に取り組みたい」というのはこういうエピソードのこういう価値観に基づいているんだということさえ言えればよいということです。
僕も就活において、企業によっては、何に取り組みたいか聞かれましたが、
(逆に一度も聞いてこない企業もありました。)
上記のように簡単に言ったら、取り組む内容についての質問はそれで終わりました。
その代わり、なぜそう思うのかをめちゃくちゃ掘り下げられました。
価値観って本当に重要なんです。
ですので、ぜひこのフレームワークを使いこなしてみてください!
論理的で説得力のある志望動機が非常に書きやすくなるかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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