就活ではいかに自分の言葉で話せるかが通過率に直結する
たけです。
今回は、「就活において自分の言葉で話すことは非常に重要だよ」ということについてお話しします。
エントリーシートを過去の先輩やネットで拾ってきたものを丸パクリしていませんか?
面接で事前に一生懸命になって一語一句までフル暗記していませんか?
これらのことをしてしまっていたら今すぐにやめましょう。本当に受かりません。
なので、必ず自分の言葉で話すようにしましょう。そのまま選考の通過率に直結します。
そこで今回は、
・丸パクリやフル暗記をしてはダメ
・自分の言葉で述べる3つのコツ
についてお話ししていきます。
自分の言葉で語る
今回伝えたいポイントとしては、
常に自分の言葉で述べることです。
なぜなら、自分の言葉で話さなければ、面接官が最も知りたいことである「あなたの価値観」が伝わらないからです。
この価値観についてはこちらの自己分析の記事に詳しくあります。
就活において、最も根幹となる要素、それが価値観です。
「なぜそれに取り組んだのか?」
「困難に対してどう思ってどう対処したか?」
自分の価値観は他者の言葉で代替できるものではありません。
価値観は人それぞれであり、似ていることはあっても全く同じということはありえません。(自分と全く同じ考えのコピー人間がいたら怖いですよね?)
なので、他者の言葉をそのまま用いると、あなたの積み上げてきた一貫性がなくなり面接官に違和感を与えてしまいます。
なのでいかなるときにも自分の言葉で話すことを意識しましょう。
コピペは絶対にダメ
よくしてしまいがちなことがエントリーシートのコピペです。
コピペは楽なんです。これ良いなと思った文章をCtrl+cして、Ctrl+vすれば、あら完成。
例えば良い表現が思い浮かばなくて、ネットの過去のエントリーシートを参考にすることがあるかもしれせん。
参考にすることは全然いいのです。
ただそれを完全にコピーしてしまうことがダメなのです。
例え同じことを言おうとしていても、
必ず自分なり解釈してかみ砕いてから、自分の言葉にするようにしましょう。
暗記もダメ
また、面接における丸暗記も注意が必要です。
自分の言いたいことを面接でちゃんと言えるかわからない、または自分が言いたいことを完璧に言いたい、という気持ちは分かります。
が、だからと言って丸暗記すると逆効果になってしまいます。
なぜなら面接の場で丸暗記をしたことを思い出しながら話していると、
「この学生は丸暗記してきているな」と面接官にバレます。
丸暗記だと不自然さが出てしまうんですよね。自然な会話のように話すのではなくて、必死に思い出しながら話すような感じ。
そして思い出して話すことに全集中力を使ってしまうため、他のことに気を配らなくなってしまいます。この時は、余裕がない状態になっています。
例えば、必死で暗記したことを話しているときに、話を遮られて、別の質問をされたらどうなるでしょう?
思い出しながら話すことに夢中になっているため、質問の内容が頭に入って来ず、パニックになってしまう可能性があります。
面接も会話です。普段の会話の中では何か暗記したことを言うなんてシチュエーションは滅多にないですよね?
面接において、別に完璧に話す必要はありません。詰まり詰まりでも全然いいのです。
面接官は学生に完璧なスピーチを求めているわけではありません。
その人の価値観を知りたがっています。それはどこからもってきたありきたりの言葉ではなくて、自分の中から自然と出てきた言葉で伝えるからこそ、伝わるのです。
自分の言葉で話すコツ
とはいっても、どうすれば自分の言葉で話せるようになるのか?
ここでいくつかのコツをご紹介するので、ぜひ試してみてください。
①エピソードを元に話す
エピソード、つまり過去の経験はあなただけのものです。その内容はオリジナリティそのものです。
さらにポイントとしては、その時に感情を込めます。
なぜこれに取り組もうと思って、その時にどう思って、困難に対してどう対処したか。
②正解不正解を気にしない
間違ったことを言ってはいけないと思ってしまうと、ありきたりなことを言ってしまいたくなります。
ですが、意見に正しいも間違いもありません。
ビビらなくていいのです。
例えば、あなたの意見について面接官が気になったことがあれば、
「なぜ?」という理由を聞いてくることが多いです。
なぜかというと、あなたのさらに奥の価値観を掘り下げようとしています。
それに対して、「私は~~と思っているので、そう思いました。」と答えればいいというわけです。
なので自分の意見はあっているのかな?と思うのではなく、
自分の中で根拠をはっきりさせて、自信を持って語ってやりましょう。
③自分流の例え話を作ってみる
人から聞いた話やネットの話でも、自分流の例え話で話してみましょう。
例え話を用いるということは、異なる2つの事象をつなげるという意味にもなります。
つまり、自分なりにものごとを整理して抽象化していることになります。これは論理的思考力にもつながります。
抽象化とは非常に重要な概念で、例えば自分の意見をまとめることは抽象化となります。
分かりやすく自分の意見を発することができるということはこの抽象化能力が高いと言い換えられます。
それを分かりやすく伝えることができれば、独創力や論理的思考力があるというように評価してもらえます。
さらに面白ければ面接官の印象に残りますよね。
今回は、自分の言葉で話すことが非常に重要ということをお話ししました。
エントリーシートのコピペや面接での暗記はやめましょうということと、
自分の言葉で話すコツとして、以下の3点を述べました。
① エピソードを元に話す
② 正解不正解を気にしない
③ 自分流の例え話を作ってみる
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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