面接であなたは話す側だけでない、聞く側でもある
たけです。
今回は、「面接での聞く側とは」についてお話していきます。
面接だからといって、こちらが話をしてばかりではいけません。
もちろん話さないことにはそもそも評価されないのでダメなんですが、話していい時と話してはいけない時があります。
話してはいけない時に話してしまうと、コミュニケーション能力がないという判断を下されます。
今回は、そのように判断されないためにも、面接における「聞く側の重要性」ということについてお話ししていきます。
面接官の話をさえぎらない
今回のポイントとして最も言いたいことは、
面接官の話をさえぎるのはダメということです。
なぜなら話をさえぎってしまうと、会話のリズムが途切れてしまい、マイナス評価を受けるからです。
単純に、「この人は人の話を聞けない人なんだな」という評価されてしまいます。
逆に、ちゃんと話をさえぎらずに聞くことができれば、ここでマイナス評価を受けることはありません。
面接も会話である
就活における面接とは、もちろん自分のことをアピールする場です。
面接官はあなたの話した内容を聞いて、あなたが自社にふさわしいかどうかを判断します。
しかしそれだけではありません。
面接も「会話」です。
わざわざ面接という言葉を使うと特別感が出ますが、あくまでも普段と同じ会話の延長線上です。
会話においては、話す側と聞く側がそれぞれ交代しながら、意志の疎通が行われます。
なので面接だからと言って、話すことだけに集中していて聞くことをおろそかにしてはいけません。
もちろん話す内容を入念に考えることも重要ですが、それだけに集中してしまうと、面接官と会話のキャッチボールができませんよということです。
面接も会話ということを意識してみてください。
更には、あまりにも、「次に何の質問が来るのか?」「自分の想定した質問が来るのか?」ばかりにとらわれていると、
面接官の意図した設問にそもそも答えていないなんていうことも起こり得ます。
それが、以下の記事にある回答のズレにつながったりします。
聞く側でもあるためのポイント
面接官との会話が重要だ、面接官の話をさえぎらないことが重要だということをお話ししましたが、
理解したつもりでも、実際の面接の場でちゃんと思い出して、発揮できなければ意味がありません。
そのためにポイントが3つありますので、意識するようにしましょう。
①自分自身が落ち着く
②相手が話し終わるのを待つ
③一拍おいてから話し始める
順番に説明していきます。
①自分自身が落ち着く
まずはなにはともあれ、あなた自身が落ち着いていないことには始まりません。
焦ってしまっていると、何もかもすっ飛んでしまいます。
面接で焦ってしまう悩みと対策法に関してはこちらの記事にあります。
②相手が話し終わるのを待つ
相手が話し終わるのを待ちましょう。
すぐに回答をしたくなる気持ちもわかりますが、息をのんでぐっとこらえてください。
我慢です。
③一拍おいてから話し始める
これが案外重要だったりします。
まれに、一回で一つの質問で終わらずに、連続で被せて同時に3つくらいの質問してくる恐ろしい面接官が存在します。
なので、面接官の話が完全に終わったかどうかを見極めるために一拍おくのをオススメします。
同時に3つの質問は、実体験なのですが、
心の中では、「この面接官どんだけ質問重ねてくるんだよ」と突っ込んでいました。
(突っ込む余裕があるのも大事、ということも暗に意味しているつもりです。)
が、それと同時にちゃっかりと、
質問の度に、膝の上にある指を順にたたんで、質問数をカウントしていました。
そして解答する時には、
「1つ目の~~という質問ですが、僕は~~~と考えています。2つ目の~~という質問ですが、、、」
といった感じに順番に解答していきました。
最後の3つ目の質問は忘れてしまったので、もう一度聞いたら普通に教えてくれました。
という感じでしたが、その面接は無事通り、次の選考に進めました。
ということで、今回は、
面接では話すことばかりに気をとらわれがちだけど、聞くことも大事だよということについてお話ししました。
面接だけいきなりトライしようと思っても習慣化していないと中々難しいところもあるので、まずは日常会話で練習してみるといいかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。