必見!正しい企業研究をするための具体的な3ステップ
たけです。
今回は、「正しい企業研究の具体的な手順」についてお話していきます。
いざ企業研究をしようとしたときに、どうやって調べていって、そしてどうやって意見を作っていくか?ということをパパっとできますか?
そのスタートラインとして星の数ほどある企業から探していかなければなりません。
今回の記事では、その具体的な手順についてお話ししていきます。
企業研究の手順は、以下の3ステップになります。
① 業界分類
② その企業の基礎情報
③ その企業の将来性について考える
順番にお話ししていきます。
また、企業研究は自分の意見を言うことが大切だよということについてはこちらの記事になります。
この記事で、企業研究の本質は、「業界・起業を調べたうえで、あなたなりの意見を展開すること」というお話をしました。
自分の意見を持つために、企業を調べていくというスタンスです。
①業界分類
突然、行きたい企業を30社あげてみてと言われたとしても難しいと思います。
企業研究を始める前では、なぜならそもそも知っている企業の絶対数が少ないのです。
知らないことには何も始まりません。
色々な調べ方がありますが、「業界」から調べていくのがいいでしょう。
そもそもですが、世の中には様々な「業界」が存在します。
メーカー、商社、金融、サービス、通信、広告などなど、、
更にメーカー1つを取っても、自動車、電機、エネルギー、食品、化学などさらに多岐に渡ります。
まずはこうした全体像をとらえることが大切です。
「世の中の企業というのは、このように分類分けできるんだ」 という大枠を把握しましょう。
その中で少しでも興味のある企業は、どこに分類されているのか?
もしくは今の段階だとどの業界が興味があるか?面白そうか ?
といったアプローチしていきましょう。
また、始めのうちは、食わず嫌いし過ぎず、様々な業界を調べてみましょう。
業界の調べ方はググるか、業界研究に関する本を購入しましょう。
②その企業の基礎情報
次に、興味のある業界から、興味のある企業を見つけて、その一企業についての基礎情報を詳しく調べていきます。
基礎情報とは、
経営理念、主力事業、設立年、従業員数、採用人数、売上高、売上比率(国内と海外)、営業利益、利益率、平均年収などにあたります。
気になる企業の詳細な情報を一つ一つ調べていきます。
ここで、まだ、自分の行きたい業界もそもそも定まっていない。
業界の中でも企業が多すぎて、何が何だかわからない。ということも普通にあります。
そんな時は、
少しでも興味のある業界の売上高トップ10を調べてみましょう。
これならもう現在の事実ですので、調べていくだけです。
これによってその業界の、事業内容や規模感といったことが、ざっくりと分かると思います。
この際エクセルなどで、
縦に企業名、横に基礎情報の項目のようにして、ずら~っとまとめていくと、後で見返しやすくオススメです!
また、その基礎情報の調べ方としては、
「その企業名 IR」とググってみましょう。
IRとは、詳しく言えば、企業の財務状況や経営状態を表す嘘偽りのない情報です。
その中で、パワーポイント形式の決算資料が比較的まとまっています。
はじめのうちは、どこに何が書いてあるか分かりにくいと思いますが、慣れるまで根気よく続けてみましょう。
平均年収は、ネット検索するか、「四季報」という本などに公表している企業は記載されています。
ただし、企業によって算出方法がまちまちなため、あくまで参考程度にしましょう。
③その企業の将来性について考える
①と②までは、いわゆる企業研究の前段階になります。
将来性について考えるここからが、
企業研究の本番 になります。
もちろん、いきなり将来性を考えるというのは難しいです。
どうやって考えていくのかというと、そのコツとしては、
業界におけるその企業の立ち位置は?という視点で考えていきます。
企業も決して独立して存在して、成り立っているわけではありません。
もちろん、周りの企業の存在も大きく影響しています。
その企業について知るということは、必然的にその周りの企業との関係性も考えていくことになります。
これを項目ごとに評価して考えてみましょう。
例えば、非常に重要な項目の1つに利益率などがあります。
利益率(%)とは、営業利益(円) ÷ 売上高(円)で表すことができます。
いわゆるその企業の、収益体質を示しています。
たとえ売上高が小さくても、
利益率が大きければ、企業として将来性が高いと言えます。
更に噛み砕いて言うと、経営上手で、つぶれにくい企業ということです。
理由を考える
そしてここから更に重要なのは、
その理由を考えてみることです。
例えば、「この企業は、利益率が高いな~」だけで終わるのではなくて、
なぜ、利益率が高いのか?
・技術力が圧倒的なのか
・古くからの信用が大きいのか
・ニッチな分野だからなのか
これらの元となる情報を、HPやIR資料などから調べましょう。
ここで、中期経営計画のようなパワーポイントがあったら活用しましょう。
ただ漫然と眺めるだけではなく、理由を考えるという意識をもつことが大切です。
というのも、理由はなかなか簡単にはのっていないかもしれません。
そうであればあなたなりの意見として、何か主張を作ること、すなわち立場をとること大切です。
その理由を考えるということが、真の意味での企業研究になります。
答えなんてありません。間違っていても構いません。
なぜそうなるのか?なぜそう考えたのか?を自分の口から説明できるように取り組みましょう。
これらで調べたことが、就活の軸や志望動機につながります。
就活の軸 ↓
志望動機 ↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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