自己分析の本質は、価値観の言語化すること!目的を見失わないで!
たけです。
今回は、「自己分析の本質」についてお話します。
就活では自己分析が大事!とはよく言われますが、そもそも何のために自己分析するのか?
ただ闇雲に自分の過去を振り返ったことを自己分析とはいいません。
まず自己分析とはなんぞやというところから、何をするのが自己分析なのかということについてお話ししていきます。
自己分析の本質は?
僕なりに自己分析とは何かを言い換えると、
価値観を言語化することになります。
もう少し詳しく言うと、エピソードの奥の価値観を言語化することになります。
ここでいう価値観とは、具体的には、性格、判断基準、モチベーションの原動力、何に心を突き動かされるかなどです。
「なぜそれに取り組んだのか?」「なぜそんなに頑張れたのか?」「これから何に取り組みたいか?そして、それはなぜ?」といったことの回答になります。
なぜこれが大事かというと、実際にq就活では、エピソードという表面ではなく、価値観という中身が見られるからです。
すごいエピソードがあるから採用されるわけではありません。そのエピソードが何に基づいているのか?本当に当人のおかげなのか?ということを知りたいのです。
それを価値観レベルで知ることによってその人を見極めるのが面接官のお仕事です。なのでそれを先に明らかにすることが自己分析になります。
なぜそのような価値観について、そこまでこだわるのかというと、
あなたと企業が深く長いお付き合いになるからです。
入社すると、これから何年、何十年と関係を共にします。
なので、なんとなくであったりや、あなたのことをよく知らないままに、採用するわけにはなりません。
価値観レベルまで知ることによって、初めて深い付き合いになります。
そして、就活という場において面接官は、あなたを本当に採用すべきかどうかをあなたの根底にある価値観までしっかり見極めて判断します。
価値観を知るとその人が分かる
面接官(=人事)のお仕事をもう少しく砕いて言うと、
これから一緒に働くかもしれない人がその企業にふさわしいのかどうかを見極めて判断することです。
この時に前提として、学生側は自分のことについてきちんと自分の言葉で話せないとダメですよ、というお話です。
もちろん、自分の好きな食べ物や趣味なんかだったら話せると思いますが、面接官が知りたいのはあなたがその企業にふさわしいかどうかです。
それを知るためにあれやこれやと深堀りします。
自分のことについて、ちゃんと整理して話せますか?
自分が何を大事にしていて、そのために今までこのような生きざまになって、将来どのようなことをしたいのか。
自分のことは自分が一番わかっていると思うかもしれませんが、割と普通の人生を送ってきた人(僕も含めて)にはこれが普通に難しいのです。
出来たとしても、いきなり初めから、就活の面接で通用するレベルで、自分のことを把握して語れる人はごく少数だと思います。
例えば、俗に言う成功者なんかは、インタビューされたときに、
「いついつにこういうことがあって、その時にこう思って、それからこう変わって、そして~~~」みたいなことすらすら言えますよね。
エピソードそのものがすごいことももちろんありますが、本当にすごいのはそのエピソードの裏にある価値観です。
そのような価値観があるから、結果的にそういうエピソードにつながったということになります。
こういういわゆるデキる人というのは全ての自分の行動に理由づけができます。なぜなら、自分の中の価値観がしっかりと固まっているからです。
適当に思いつきで行動しているのではなく、自分の中に確固とたる信念や価値観があって、それに基づき行動に移せる。
これがデキる人(=仕事もバリバリできる)人の最大条件の1つであると僕は勝手に確信しています。
理由を繰り返し、「なぜ?なぜ?」と聞かれまくると不快になることもありますが、
就活においては、このなぜ?という質問に対して、相手に伝わるように分かりやすく答えていく必要があります。
今回のことをまとめると、自己分析においてすべきことは、
➀ 自分で自分の価値観をきちんと整理する
② 面接官に伝わるように、分かりやすく話す(=言語化)
これらを完璧にする作業のことを自己分析と言います。
単に「過去のエピソードを振り返って」とかそういうレベルではなくて、エピソードの裏にある価値観レベルで自分のことを理解して、それを言語化することです。
これが就活における自己分析の本質となります。そしてこれはエントリーシートや面接にもつながるすべての根幹となっているところです。ここだけはぶれないようにしておきたいです!
具体的にどうやって、自分の価値観を理解し言語化するかという具体的な手順はこちらの記事に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。