自己PRの本質は、困難を乗り越えたエピソードからの強みの導き!
たけです。
今回は、「自己PRとは、困難を乗り越えたエピソードから強みの導き」ということについてお話していきます。
自己PRはエントリーシートや面接でも必ずと言っても聞かれるド定番の設問です。
いわば自分のPRポイントを企業に売り込む最大のチャンスです。
この自己PR次第で、企業があなたを取りたいと思うかどうかに直結するでしょう。
自己PRとはただ適当にアピールするればいいということではなく、もっと深いものだということをお話ししていきます。
また、本記事では、自己PRも学生時代頑張ったこともほぼ同じ意味として扱います。自己PRと統一して呼んで、お話していきます。
自己PRの本質とは?
自己PRとは何かと結論から言うと、
困難を乗り越えたエピソードに基づく価値観から、強みを導くとなります。
いわば、価値観を明らかにする自己分析が基礎編であり、
困難を乗り越えたエピソードから表せる価値観によって強みを導く自己PRが応用編ともいえます。
まず、自己分析では、「エピソードを分析して価値観を言語化しよう」という話でした。こちらの記事にあります↓
本当の自分の強みは何なのか?そしてそう言える根拠はどんな価値観ベースであるのか?
ということを明らかにするのが、自己PRの本質となります。
なぜ困難を乗り越えたエピソードが必要なのかというと、それが最も説得力があるからです。
例えば、「私の強みは実行力はあることです」と自分で思っていて、それを面接官に伝えて納得させるためには、
実行力を発揮したエピソードで証明するしかありません。
で、そのエピソードにおいて実行力という強みがいつ発揮されたかというと、それは困難を乗り越えるシーンですよね?
あなただからこそできた、この実行力がなければ乗り越えられなかった、ということを面接官に示すことができれば、
「この子がウチに入社しても同様の実行力という強みを発揮してくれそうだな~」と思わせることができます。
というカラクリになっています。
あなたは、就活生で、面接官に採用してもらう側です。
企業はどんな就活生を求めているのでしょうか?
それは一言でいえば、企業の利益に貢献できる人です。
利益が生めなければその企業はつぶれてしまいますから。
更に分かりやすく言うと、バリバリ活躍できる人ともいえます。
なので、自己PRしてくださいとは、ある意味、企業があなたを取る理由を説明してください。とも言い換えることもできます。
あなたの強みが、あなたを取る理由になるのです。
困難の乗り越え方が、働き方
価値観に基づく強みを導く上で、最も重要なことが、
困難を乗り越えたエピソードになります。
企業に入ってからの仕事とは、課題解決とも言い換えることができます。
各人それぞれが日々の課題を解決することによって、一歩ずつ前進していると言えます。
では、あなたの場合は、「課題に直面した時にどう対応するのか?」 ということを知りたいわけです。
それがそのままあなた流の働き方(=強み)を表しています。
あなたが企業に入ってから、どういう働き方をするか予測するために、
過去と現在においてのあなたの働き方(=困難をどう乗り越えてきたか?)を知りたいという理屈です。
例えば、あなた流の困難の乗り越え方(=強み)は、
・決して最後まで諦めないのか
・色んな手を駆使しようとするのか
・ほかに協力者を求めるのか
といったことを知りたいわけです。
あくまで価値観に基づいているので、どれが正解で不正解とかは決してありません。
この乗り越え方を見て、その企業との実践的な合う合わないを判断しているということです。
そしてその強みも正しい伝え方があります。
この伝え方を誤ると、その強みは本当にあなたの価値観ベースであるのかが分かりにくくなり、首尾一貫性がなくなる場合もあります。
ですので、正しいフレームワークを使って伝える必要があります。
自己PRについて正しく認識できたら、次はこちらの記事を読んでエントリーシートを書いてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。