就活の軸は判断基準そのもの!仮でもいいから作るべし
たけです。
今回は、「就活の軸」についてお話していきます。
僕は就活に取り組む上で、最も大切なポイントがこの就活の軸だと思っています。
逆に言えば、この就活の軸さえしっかりしていれば、予測していないような質問でもかなり対処できると思います。
なぜなら、不意を突いた質問がきたとしても、判断基準となる軸に沿って解答すれば、大きく外れることはないからです。
就活の軸とは?
就活の軸も、自己分析や企業研究と同様に、エントリーシートや面接の前にきっちりと抑えておくべきことです。
就活における各項目の位置づけに関する記事はこちらです。
本記事のポイントである就活の軸とは、一言でいえば、
就活をする中での判断基準そのものです。
その判断基準というのは、あなたの価値観や生き様に根付いています。
その価値観に基づく判断基準を、就活の場においてぶれないようにはっきりさせようというのが、この就活の軸の意味合いになります。
自分の中で明確な判断基準をもたないまま、エントリーシートを書いたり面接に臨んでしまうと、回答に一貫性が生まれず、落ちる可能性がぐっと上がってしまいます。
また、価値観については、自己分析についての記事に詳しくあります。
更には、企業選びの軸とも言い換えることもできます。
就活の軸を定めることができると、そのまま志望動機で述べることができます。
志望動機はダイレクトに就活の軸を述べるだけで完成します。
しかも業界や受ける企業を変えても、コツを掴めば上手く使い回しができます。
就活の軸を用いた、志望動機のエントリーシートの具体的な書き方の記事はこちらになります。
スタンスをとる
究極的に言えば、志望する企業の特徴と本音ベースの就活の軸が、完全に合致することが理想的です。
でもやっぱり人間ですから、本音と建て前というものがあります。
本音は心の底から真に思えるもので、建前は取り繕ったものです。
自己分析によって、本音ベースの価値観を明らかにして、その価値観を就活の軸として企業を選び、面接で分かりやすく話すことができる。
言ってしまえば、それが理想的です。
しかしながら、現実的にはそう上手くはいきません。
むしろ100%本音と一致する企業なんて、存在しないとも言えます。
ちなみに僕の本音の就活の軸は、「残業は最低限、でも高給」という舐めたようなものでしたので、もちろん面接の場では一切口にしませんでした。
なので、そこは上手くアレンジしましょう。
現時点で特に軸なんてない時は、仮でもいいので作っちゃいましょう。
あくまであなたの判断基準の根幹を、はっきりとさせることが目的です。
それ自体に正しいも間違いもありません。
つまり、立場やスタンスを取るということです。
どちらかと言えばこっちかなという感じで自分の意見を持って下さい。
例えば、「激務高給派か、ワークライフバランス派か」どちらかと言われれば、どっちがいいか?といった話になります。
どちらでもいいと思っても、あえてスタンスを取ってみてください。
そして難しいかもしれませんが、価値観からなる理由も考えてみましょう。
そのようにどちらかといえばこちらかな?なんでそう思うのかな?ということを繰り返していくうちに、自分のスタンス・立ち位置というものが定まっていくと思います。
理想の状態に近づくには?
ぶっちゃけて言えば、就活の軸は本音でなく建前でも内定はもらえます。
しっかり対策すれば、就活の軸が合っていない(=志望度が高くない)企業でも受かります。
でも企業から内定をもらって、働く数年後、数十年後先まで考えると、
より本音ベースの割合が多い就活の軸で選んだ企業に入社した方が、後悔することが少ないと思います。
そういった理想の状態に近づくためには、これはもう特にこれといった正解もなく、完全に僕の主観になりますが、
インプットとアウトプットを繰り返す
に尽きるのではないかと思います。
インプットとしては、自分ではもちろん色々考えるだけではなくて、様々な人の意見を聞くことが大切です。
アウトプットしては、自分の判断基準を相手に語ってみます。友達でも家族でも先生でも誰でも構いません。
そして、たとえ今は本心ではなくとも、
インプットとアウトプットを繰り返す中で、必ずあなたの思考レベルというのは向上します。
「あ、こんな風に考えるのもありかな。この考え方いいね、貰おう」といった感じで、
新しい考え方をインプットしては、自分のものかのようにアウトプットしてみる。
そして「いや、でもやっぱ何か違うかも」 と思ってまた考え直してみる。
地道に考えることを繰り返す中で、自分の意見というものが洗練されていくと思います。
というわけで、実際に就活の軸作りに取り組んでみましょう。
就活の軸の具体的な取り組み方はこちらの記事にあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。コメント返します。