自己PRの本質は、困難を乗り越えたエピソードからの強みの導き!
たけです。
今回は、「自己PRとは、困難を乗り越えたエピソードから強みの導き」ということについてお話していきます。
自己PRはエントリーシートや面接でも必ずと言っても聞かれるド定番の設問です。
いわば自分のPRポイントを企業に売り込む最大のチャンスです。
この自己PR次第で、企業があなたを取りたいと思うかどうかに直結するでしょう。
自己PRとはただ適当にアピールするればいいということではなく、もっと深いものだということをお話ししていきます。
また、本記事では、自己PRも学生時代頑張ったこともほぼ同じ意味として扱います。自己PRと統一して呼んで、お話していきます。
自己PRの本質とは?
自己PRとは何かと結論から言うと、
困難を乗り越えたエピソードに基づく価値観から、強みを導くとなります。
いわば、価値観を明らかにする自己分析が基礎編であり、
困難を乗り越えたエピソードから表せる価値観によって強みを導く自己PRが応用編ともいえます。
まず、自己分析では、「エピソードを分析して価値観を言語化しよう」という話でした。こちらの記事にあります↓
本当の自分の強みは何なのか?そしてそう言える根拠はどんな価値観ベースであるのか?
ということを明らかにするのが、自己PRの本質となります。
なぜ困難を乗り越えたエピソードが必要なのかというと、それが最も説得力があるからです。
例えば、「私の強みは実行力はあることです」と自分で思っていて、それを面接官に伝えて納得させるためには、
実行力を発揮したエピソードで証明するしかありません。
で、そのエピソードにおいて実行力という強みがいつ発揮されたかというと、それは困難を乗り越えるシーンですよね?
あなただからこそできた、この実行力がなければ乗り越えられなかった、ということを面接官に示すことができれば、
「この子がウチに入社しても同様の実行力という強みを発揮してくれそうだな~」と思わせることができます。
というカラクリになっています。
あなたは、就活生で、面接官に採用してもらう側です。
企業はどんな就活生を求めているのでしょうか?
それは一言でいえば、企業の利益に貢献できる人です。
利益が生めなければその企業はつぶれてしまいますから。
更に分かりやすく言うと、バリバリ活躍できる人ともいえます。
なので、自己PRしてくださいとは、ある意味、企業があなたを取る理由を説明してください。とも言い換えることもできます。
あなたの強みが、あなたを取る理由になるのです。
困難の乗り越え方が、働き方
価値観に基づく強みを導く上で、最も重要なことが、
困難を乗り越えたエピソードになります。
企業に入ってからの仕事とは、課題解決とも言い換えることができます。
各人それぞれが日々の課題を解決することによって、一歩ずつ前進していると言えます。
では、あなたの場合は、「課題に直面した時にどう対応するのか?」 ということを知りたいわけです。
それがそのままあなた流の働き方(=強み)を表しています。
あなたが企業に入ってから、どういう働き方をするか予測するために、
過去と現在においてのあなたの働き方(=困難をどう乗り越えてきたか?)を知りたいという理屈です。
例えば、あなた流の困難の乗り越え方(=強み)は、
・決して最後まで諦めないのか
・色んな手を駆使しようとするのか
・ほかに協力者を求めるのか
といったことを知りたいわけです。
あくまで価値観に基づいているので、どれが正解で不正解とかは決してありません。
この乗り越え方を見て、その企業との実践的な合う合わないを判断しているということです。
そしてその強みも正しい伝え方があります。
この伝え方を誤ると、その強みは本当にあなたの価値観ベースであるのかが分かりにくくなり、首尾一貫性がなくなる場合もあります。
ですので、正しいフレームワークを使って伝える必要があります。
自己PRについて正しく認識できたら、次はこちらの記事を読んでエントリーシートを書いてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
就活の軸は判断基準そのもの!仮でもいいから作るべし
たけです。
今回は、「就活の軸」についてお話していきます。
僕は就活に取り組む上で、最も大切なポイントがこの就活の軸だと思っています。
逆に言えば、この就活の軸さえしっかりしていれば、予測していないような質問でもかなり対処できると思います。
なぜなら、不意を突いた質問がきたとしても、判断基準となる軸に沿って解答すれば、大きく外れることはないからです。
就活の軸とは?
就活の軸も、自己分析や企業研究と同様に、エントリーシートや面接の前にきっちりと抑えておくべきことです。
就活における各項目の位置づけに関する記事はこちらです。
本記事のポイントである就活の軸とは、一言でいえば、
就活をする中での判断基準そのものです。
その判断基準というのは、あなたの価値観や生き様に根付いています。
その価値観に基づく判断基準を、就活の場においてぶれないようにはっきりさせようというのが、この就活の軸の意味合いになります。
自分の中で明確な判断基準をもたないまま、エントリーシートを書いたり面接に臨んでしまうと、回答に一貫性が生まれず、落ちる可能性がぐっと上がってしまいます。
また、価値観については、自己分析についての記事に詳しくあります。
更には、企業選びの軸とも言い換えることもできます。
就活の軸を定めることができると、そのまま志望動機で述べることができます。
志望動機はダイレクトに就活の軸を述べるだけで完成します。
しかも業界や受ける企業を変えても、コツを掴めば上手く使い回しができます。
就活の軸を用いた、志望動機のエントリーシートの具体的な書き方の記事はこちらになります。
スタンスをとる
究極的に言えば、志望する企業の特徴と本音ベースの就活の軸が、完全に合致することが理想的です。
でもやっぱり人間ですから、本音と建て前というものがあります。
本音は心の底から真に思えるもので、建前は取り繕ったものです。
自己分析によって、本音ベースの価値観を明らかにして、その価値観を就活の軸として企業を選び、面接で分かりやすく話すことができる。
言ってしまえば、それが理想的です。
しかしながら、現実的にはそう上手くはいきません。
むしろ100%本音と一致する企業なんて、存在しないとも言えます。
ちなみに僕の本音の就活の軸は、「残業は最低限、でも高給」という舐めたようなものでしたので、もちろん面接の場では一切口にしませんでした。
なので、そこは上手くアレンジしましょう。
現時点で特に軸なんてない時は、仮でもいいので作っちゃいましょう。
あくまであなたの判断基準の根幹を、はっきりとさせることが目的です。
それ自体に正しいも間違いもありません。
つまり、立場やスタンスを取るということです。
どちらかと言えばこっちかなという感じで自分の意見を持って下さい。
例えば、「激務高給派か、ワークライフバランス派か」どちらかと言われれば、どっちがいいか?といった話になります。
どちらでもいいと思っても、あえてスタンスを取ってみてください。
そして難しいかもしれませんが、価値観からなる理由も考えてみましょう。
そのようにどちらかといえばこちらかな?なんでそう思うのかな?ということを繰り返していくうちに、自分のスタンス・立ち位置というものが定まっていくと思います。
理想の状態に近づくには?
ぶっちゃけて言えば、就活の軸は本音でなく建前でも内定はもらえます。
しっかり対策すれば、就活の軸が合っていない(=志望度が高くない)企業でも受かります。
でも企業から内定をもらって、働く数年後、数十年後先まで考えると、
より本音ベースの割合が多い就活の軸で選んだ企業に入社した方が、後悔することが少ないと思います。
そういった理想の状態に近づくためには、これはもう特にこれといった正解もなく、完全に僕の主観になりますが、
インプットとアウトプットを繰り返す
に尽きるのではないかと思います。
インプットとしては、自分ではもちろん色々考えるだけではなくて、様々な人の意見を聞くことが大切です。
アウトプットしては、自分の判断基準を相手に語ってみます。友達でも家族でも先生でも誰でも構いません。
そして、たとえ今は本心ではなくとも、
インプットとアウトプットを繰り返す中で、必ずあなたの思考レベルというのは向上します。
「あ、こんな風に考えるのもありかな。この考え方いいね、貰おう」といった感じで、
新しい考え方をインプットしては、自分のものかのようにアウトプットしてみる。
そして「いや、でもやっぱ何か違うかも」 と思ってまた考え直してみる。
地道に考えることを繰り返す中で、自分の意見というものが洗練されていくと思います。
というわけで、実際に就活の軸作りに取り組んでみましょう。
就活の軸の具体的な取り組み方はこちらの記事にあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。コメント返します。
企業研究は企業を調べることだけじゃない!自分の意見を言うことが本質!
たけです。
今回は、「企業研究の本質は、企業を調べることではない」ということについてお話していきます。
企業研究とは、その名の通り企業について調べることです。
その企業は何をしているところなのか? どういうビジネスを展開しているのか?そもそも世の中に、どういった企業が存在するのか?といったことを調べていくのですが、、
しかし、ただ調べればいいというわけではありません。
むしろ、本質は逆のところにあります。
企業研究 ≠ ググる
そしていざ企業研究をしようと思った時、何をするべきか、正しく認識できているでしょうか?
ただ何となく、公表されている企業の情報を調べて知っているだけでは、それは企業研究とは、言いません。
それは「ググった」だけに過ぎません。
むしろ、企業のパンフレットやHPで、企業理念や事業内容を見たところで、正直よく分からないのではないでしょうか?
ただの一学生が企業のビジネス内容をHPを見ただけでなかなか深く理解できないでしょう。(僕も到底分かってるとは思っていません。。)
またそれを知ったところで、次の日にはもう忘れているでしょう。
企業研究の本質は?
では、企業研究では何を知ればよいのか?何のために企業研究を行うのか?
結論を言うと、
その企業と業界に関する正しい知識をもって、自分なりの意見を展開できるになります。
先に言ってしまうと、企業について調べるのは、あくまで手段であって、企業研究の本当の目的・到達点は、自分の意見を展開するところにある!というお話になります。
詳しく説明していきます。
ウンチク家が欲しいのではない
もし企業を調べることだけを、企業研究というのなら、それはただの暗記ゲームになります。
「こっちの企業は、これとあれについての事業を行っていて、売上がこれだけあって、あっちの企業は、~~~で、それでそれで、、、」
仮に、それらの企業の情報を完璧に覚えて、面接で自慢げにぺらぺら述べたとしても、面接官側からしたら、
「はい、確かにそうですね。」となるだけです。
当たり前ですよね。
それは面接官側が就活生側に説明する内容になりますから。
それを更に詳細に調べただけでは、ただのウンチク家です。
企業側が欲しいのは、ウンチク家じゃないですよね。
これから長年を共にするその企業にふさわしい人物です。
あなたが働くのは将来
もちろん企業について調べるのは大切です。
それを調べなければその企業が何をやっているかすら分かりませんからね。
ただ、企業について調べること自体を、目的化してはいけないということです。
企業について調べるということは、その企業の過去と現在について知るということになります。
でもあなたがその企業に入社して働くのは、未来です。
なので本当に知るべきは、その企業の将来になります。
未来については意見
しかし、未来は調べるものではありません。
答えもありませんし、誰にも分かりません。あくまで過去と現在から、予測するしかないのです。
それはつまり、意見になります。
面接官は自社のウンチクを聞きたいわけではありません。
その企業に対して、どう思っているのか?なぜそう思うのか?というあなたなりの意見を聞きたいのです。
その意見を聞くことによって、あなたがどれだけその企業について調べてきているか分かります。
その深さを測ることができます。
ウンチクだけ溜め込んでも、深さはありません。なぜなら考えることをせずに、覚えてばかりだからです。
あくまで大切なことは考えることです。
最終的に、あなたの意見が必要になります。そのための材料としてまず調べているだけです。
調べるのは手段で、その上で考えるのが目的となります。
これが企業研究における本質となります。
企業分析でのスタートライン
とは言っても、世の中に星の数ほどの企業が存在していて、知らない企業の方が多いです。
総務省統計局のデータによれば、400万以上の企業が日本に存在しているとのことです。統計局ホームページ/日本の統計 2018−第7章 企業活動
もちろん全てを知ることは不可能です。
実際のところ生きていて一生涯、名前を聞かない企業がほとんどでしょう。
なので、まずそもそもどんな企業が存在するかを調べて知っていくところからがスタートになります。
ざっくりとした流れがイメージとなります。
➀そもそもどういう業界・企業がこの世に存在しているかを知る
②その上で興味をもった企業について調べていく
③その企業について自分の言葉で、意見を述べられるようになる
全ての企業というものは、何らかの業界に属しています。まずはそこから絞っていきましょう。
その具体的な手順に関しては、以下の記事にて詳しくあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
必見!正しい自己分析をするための具体的な3ステップ!
たけです。
今回は、正しい自己分析の具体的な手順についてお話していきます。
自己分析とは、ただエピソードの振り返っておけばいいというものではありません。
自己分析は、正しい手順で行わなければ単純に効率が悪いだけでなく、下手するといつまでたっても達成できません。
自己分析の本質は、「エピソードの奥の価値観を言語化すること」というお話をしました。
エピソードそのものではなくて、「どんな判断基準をもって、どんな行動をするのか」という価値観が大事になります。
なんとなくでは正しい自己分析はできません。そこで僕が試して良かった自己分析のやり方を紹介します。
1つのやり方と思って参考にしてみてください。
その手順は以下の3ステップです。
①今まで頑張ったエピソードを、思いつく限り紙に書き出す。
②なぜ、困難の克服、その結果、学びの4項目に書き出す。
③共通項目を抽象化する
順番に説明していきます。
①今まで頑張ったエピソードを、思いつく限り紙に書きだす。
まずは、紙とペンを用意します。
次に、今まで頑張ったエピソードを、どんな細かいことでもいいから、一度全て書き出してみてください。
習い事、受験、学校行事、部活、サークルや、その時々の趣味でも何でも構いません。
覚えているイベント全てを書き出す勢いでいきましょう。
時系列に書き出すと、整理しやすいと思います。例えば、小・中学生、高校生、大学生と3つに区切るのがオススメです。
始めの段階では、エピソードに優劣をつけず、これでもかというくらい書き出してみましょう。
自分では、特にないと思っていても細かいところまでこだわると、案外掘り起こされるのではないでしょうか?
②なぜ、困難の克服、その結果、学び の4項目で書き出す。
次に、それぞれ頑張ったエピソードについて、
「なぜ」:
→ どうしてやってみようと思ったか?
→ そのきっかけは?
「困難の克服」:
→ 努力の工夫
→ どんな困難があったか?
→ どのように乗り越えたか?
「その結果」:
→ その結果どうなったか?
「学び」:
→ そこから得られた教訓は?
→ 次に生かせる何かを得られたか?
という4つの項目で、書き出していきましょう。
書き出しの際のコツ
ここで、いくつかコツをお話しします。
・「困難の克服」は、思い出せる限り詳細に書く
これがキモです。
困難の克服こそが、面接官が最も欲しい「あなたらしさが最も滲み出る価値観」となります。
単に頑張っただけではなく、
どんな状況で、あなたは何を考えて、そしてどう行動したか?
また、その時の感情も、詳しく書き出しましょう。プラスの感情でもマイナスの感情でも書き出しましょう。
「なぜ」の項目と同様に、あなたの感情そのものが根底の価値観となります。
まだエントリーシートや面接で使えるかといったことは特に考えずに、本当にあなたがその時思ったままを日記感覚で書いていきましょう。
・必ずしも成功した結果でなくても大丈夫
ここで明らかにしたいのはあくまで価値観です。「結果」の良し悪しには、こだわらなくても構いません。
むしろ失敗で終わっていたとしたら、そこからの「学び」で、何か大切な教訓が何か得られたか?について絞り出してみましょう。
「こんなの本当に使えるのか?」と思うような小さなエピソードでも思いつく限り文字に起こしましょう。
③共通項目を抽象化する
この4項目の書き出しを、複数のエピソードでやってみましょう。
そしてそれらのエピソードから共通するあなたの価値観をまとめてみましょう。
例えば、次々と新しいことに挑戦してみるタイプであったりや、一つのことをコツコツと継続できるタイプであったりします。
自分はどのタイプなのかをエピソード付きで把握して、分かりやすく説明できれば完璧です。
なんとなくでも共通する項目がありそうならば、抽象化(=グループ化)してみましょう。
とはいえ、今の段階で、「全く関連性なんてなさそう」という場合でも、心配しないでください。
そういう時は、一旦時間を置いてみてから、何度でもやり直してみてください。
案外、日をあけるとポッと思い出してとかは良くあります。
これはあくまでも、あなたの価値観を浮き彫りにするためです。続くエントリーシートや面接のための基礎となるものです。
早速、紙とペンを用意して取り組んでみましょう。もしなければ、スマホに思いつく限りエピソードだけでも、メモっていきましょう。
自己分析による価値観のあぶり出しは、就活での全ての根幹となります。
めちゃくちゃ大事なとこなので、ぜひこの手順で取り組んでみてください!
①今まで頑張ったエピソードを、思いつく限り紙に書き出す。
②なぜ、困難の克服、その結果、学びの4項目に書き出す。
③共通項目を抽象化する
最後まで読んでいただきありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。お気軽に返信します。
自己分析の本質は、価値観の言語化すること!目的を見失わないで!
たけです。
今回は、「自己分析の本質」についてお話します。
就活では自己分析が大事!とはよく言われますが、そもそも何のために自己分析するのか?
ただ闇雲に自分の過去を振り返ったことを自己分析とはいいません。
まず自己分析とはなんぞやというところから、何をするのが自己分析なのかということについてお話ししていきます。
自己分析の本質は?
僕なりに自己分析とは何かを言い換えると、
価値観を言語化することになります。
もう少し詳しく言うと、エピソードの奥の価値観を言語化することになります。
ここでいう価値観とは、具体的には、性格、判断基準、モチベーションの原動力、何に心を突き動かされるかなどです。
「なぜそれに取り組んだのか?」「なぜそんなに頑張れたのか?」「これから何に取り組みたいか?そして、それはなぜ?」といったことの回答になります。
なぜこれが大事かというと、実際にq就活では、エピソードという表面ではなく、価値観という中身が見られるからです。
すごいエピソードがあるから採用されるわけではありません。そのエピソードが何に基づいているのか?本当に当人のおかげなのか?ということを知りたいのです。
それを価値観レベルで知ることによってその人を見極めるのが面接官のお仕事です。なのでそれを先に明らかにすることが自己分析になります。
なぜそのような価値観について、そこまでこだわるのかというと、
あなたと企業が深く長いお付き合いになるからです。
入社すると、これから何年、何十年と関係を共にします。
なので、なんとなくであったりや、あなたのことをよく知らないままに、採用するわけにはなりません。
価値観レベルまで知ることによって、初めて深い付き合いになります。
そして、就活という場において面接官は、あなたを本当に採用すべきかどうかをあなたの根底にある価値観までしっかり見極めて判断します。
価値観を知るとその人が分かる
面接官(=人事)のお仕事をもう少しく砕いて言うと、
これから一緒に働くかもしれない人がその企業にふさわしいのかどうかを見極めて判断することです。
この時に前提として、学生側は自分のことについてきちんと自分の言葉で話せないとダメですよ、というお話です。
もちろん、自分の好きな食べ物や趣味なんかだったら話せると思いますが、面接官が知りたいのはあなたがその企業にふさわしいかどうかです。
それを知るためにあれやこれやと深堀りします。
自分のことについて、ちゃんと整理して話せますか?
自分が何を大事にしていて、そのために今までこのような生きざまになって、将来どのようなことをしたいのか。
自分のことは自分が一番わかっていると思うかもしれませんが、割と普通の人生を送ってきた人(僕も含めて)にはこれが普通に難しいのです。
出来たとしても、いきなり初めから、就活の面接で通用するレベルで、自分のことを把握して語れる人はごく少数だと思います。
例えば、俗に言う成功者なんかは、インタビューされたときに、
「いついつにこういうことがあって、その時にこう思って、それからこう変わって、そして~~~」みたいなことすらすら言えますよね。
エピソードそのものがすごいことももちろんありますが、本当にすごいのはそのエピソードの裏にある価値観です。
そのような価値観があるから、結果的にそういうエピソードにつながったということになります。
こういういわゆるデキる人というのは全ての自分の行動に理由づけができます。なぜなら、自分の中の価値観がしっかりと固まっているからです。
適当に思いつきで行動しているのではなく、自分の中に確固とたる信念や価値観があって、それに基づき行動に移せる。
これがデキる人(=仕事もバリバリできる)人の最大条件の1つであると僕は勝手に確信しています。
理由を繰り返し、「なぜ?なぜ?」と聞かれまくると不快になることもありますが、
就活においては、このなぜ?という質問に対して、相手に伝わるように分かりやすく答えていく必要があります。
今回のことをまとめると、自己分析においてすべきことは、
➀ 自分で自分の価値観をきちんと整理する
② 面接官に伝わるように、分かりやすく話す(=言語化)
これらを完璧にする作業のことを自己分析と言います。
単に「過去のエピソードを振り返って」とかそういうレベルではなくて、エピソードの裏にある価値観レベルで自分のことを理解して、それを言語化することです。
これが就活における自己分析の本質となります。そしてこれはエントリーシートや面接にもつながるすべての根幹となっているところです。ここだけはぶれないようにしておきたいです!
具体的にどうやって、自分の価値観を理解し言語化するかという具体的な手順はこちらの記事に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まずはこれから!就活全体の流れと対策手順リスト5
たけです。
今回は、「就活全体の流れとその取り組む手順」 についてお話しします。
これから就活を始めていく、または、現在は就活生真っ最中のあなたが、最も注意することは、今すべきことを明確化できているか?ということです。
就活に対して正しい知識・認識を持ったうえで、適切な対策手順を踏むことによって、
「就活に対して漠然とした不安があり、何から手を付ければいいか分からない」といったことは必ず解決できます。
恐らく何で自分が不安なのかを言語化できないのであれば、それは今すべきことが明確になってないのではないのかと思います。
まずは全体の流れを知ろう
漠然とした不安を解消するためのポイントはとして、今回最も言いたいことは、
全体の流れを知ったうえで、今すべきことに注力することです。
なぜかと言えば、全体の流れを知ることで、対策の計画を立てることができるからです。
がむしゃらにやってからといって必ずしも上手くいくとは限りません。
就活においては、エントリーシートや面接のために自己分析や企業研究などしなければならないことがたくさんあります。
最終的には、それら全てを網羅的に取り組んでいくことが大切ですが、だからといって闇雲にやるのは非効率極まりないです。(僕は非効率に取り組んでしまってましたが、、、)
なので、必要なことを一つ一つを適切な順番で、ステップアップしていくことによって、確実に志望する企業を見つけ出して、その上で納得のいく内定をゲットしようという試みです。
そこで、今回の内容は以下の2つになります。
➀ 就活の全体の流れ
② 取り組む手順リスト5
順番にお話ししていきます。
➀就活全体の流れ
企業によって、多少の違いはありますが、基本的には以下の流れになっています。
1. 説明会に参加
↓
2. エントリーシート(履歴書)提出
↓
3. 一次面接(人事の若めの方)
↓
4. 二次面接(人事の上の役職の方)
↓
5. 最終面接(役員レベルの方)
この1~5までの期間は企業によっても様々です。
4か月かかるところもあれば、1か月かからないところもあります。そのような詳しいことについても、また別記事でお話しします。
こう見ると大変そうに見えますが、エントリーシートと面接に集約できます。
たったの2つなんです。そう考えると少し気が楽になりませんか?
つまり就活では、アウトプットとしてはこのエントリーシートと面接に落とし込めばいいというわけです。
しかし、質の高いアウトプットとしてのエントリーシートや面接に行き着くまでには正しいインプットが必要です。
それは就活に対する認識であったり、自己分析などであったりします。この正しいインプットというところがめちゃくちゃ重要です。
ここをすっ飛ばしてしまうと、後に積みあがるものも積みあがらなくなってしまいます。
②取り組む手順リスト5
全体の流れが分かったところで、次に実際の取り組む手順になります。
この順番というのが非常に大切です。
基礎という土台なしに応用であるエントリーシートや面接の小手先のテクニックを習得しても、それは砂上の楼閣でありすぐに崩れてしまいます。
なので大きくは、以下の5つの順番を意識して行っていきましょう。
1.自己分析
2.企業研究
3.就活の軸
4.エントリーシート
5.面接
実際にアウトプットとして、形になるのは、4. エントリーシートと 5. 面接になります。
しかしその前に3つの非常に重要なインプットがあります。
3つのインプットでは、
1.自己研究では自分のこと
2. 企業研究では企業のこと
3. 就活の軸では自分と企業を結び付けること
を固めていきます。
そしてその上で、4. エントリーシートと面接という5. アウトプットにつなげていきます。
また実は、重要な要素として「インターンシップ」 もありますが、別記事にて詳しく書いています。
エントリーシートや面接というのは、あくまでもアウトプットとして見えている外側であって 、本当にしっかりと対策していく順番としては、まずは見えづらいインプットからです。
これは別に就活に限った話だけでなく、勉強、スポーツ、新しく始めること、全てにおいて共通していることです。
なので、この手順をすっ飛ばして、「とりあえずエントリーシート対策や面接ではこうしてけばとりあえずオッケー」のようなことは決してありえないので、注意してください。
何事も基礎から応用です。基礎をやらないと何が問題かというと、変化球に対応できなくなります。
特に面接においてはこちらが想定していない質問がきます。どうしても来てしまいます。
鉄板となる質問での対策はバッチリ立てれますが、稀に来る想定外の質問に対しての一つ一つの個別の対策を立てていくのは、現実的になかなか難しいし非効率です。
ですので、ちゃんと基礎からしっかり固めてやれば、そういった予想外の質問にもある程度の対処できる力は自然とつきます。
というか、基礎から地道に詰めていく以外に本当に質の高いことは成し遂げられることはないと思います。
遠回りに見えて、一番近道というやつです。
本ブログでもなるべく役に立つようなことを書いていくつもりなので、1つずつ地道に取り組んでいきましょう。
まずは、1.自己分析、2.企業研究、3.就活の軸についての正しい認識から取り組んでみてください。
ぜひお気軽に読んでみてください。
1.自己分析とは? ↓
2.企業研究とは? ↓
3.就活の軸とは? ↓
コツコツと取り組んでいきましょう。
最後まで読んできただきありがとうございました。
就活で学歴よりも大事なこと「学歴もただの1つの要素」
たけです。
今回は、「就活における学歴」で僕が思っていることについてお話していきます。
始めに言いますが、僕は高学歴ではありません。
大手企業やいわゆるレベルの高い企業から内定をもらうためには、高学歴は絶対に必要だと思いますか?
裏を返せば、「高学歴であれば就活なんて勝ったも同然!」みたいに本当にそう思いますか?
確かに今まではそういう時代もあったかもしれませんが、今はもう違うんじゃないかというのが持論です。
なぜなら、全く高学歴でないこんな僕でも大手企業3社から内定をもらえたからです。
しかもそのうち一つは、本大学で僕が初めてとのことでした。
更に、僕がアドバイスした同期も僕とは別のところですが、本大学初の大手企業で内定を獲得しています。
(100%僕のおかげかと言われれば、そんなことないのですが、多少なりとも役にはたてたのではないのかなという自負はあります。)
だからといって、「じゃあ、学歴なんて全く関係ないのか」と言いたいのですが、そんな単純ではないですね。
学歴もただの1つの要素
今回、本記事のポイントとして言いたいことは、
高学歴であることにこしたことはないけれど、高学歴でないからといって自分の志望する企業を諦めるのはまた別問題
ということです。
要するに、学歴もその人を判断するための要素1つでしかないんですよね。
同じ大学にいるからといって、能力も等しいかと言われれば決してそんなことはありません。
別に東大でも落ちこぼれはいるはずです。(妬んでてディスってるとかではないです。すみません。)
学歴が高いということが意味するところは、受験勉強ができたということです。
受験においての必要な能力とは、解答がある課題に対していかに早く正確に正解にたどり着けるかです。
一方で、企業に入社して社会人となってから必要な能力とは、解答がない課題に対してどのように取り組んでいって1つの答えを導くかです。
確かに学歴が高いと、言われたことをきちっとやる能力というのは担保されています。が、自ら課題を見つけて、果敢に挑戦して、答えを導くというのはまた別問題です。
学歴フィルターの存在
世の中には学歴フィルターというものも存在しており、実際に大手企業だとほとんど導入してるんじゃないかと思っています。
僕も、絶対的に自信があるエントリーシートがはじかれたときや、よくある説明会に参加すらできないパターンに遭遇したときは、「学歴フィルターかかってんなあ」と悲しくなったものでした。
とか言いながらも、学歴フィルターというのは非常に合理的なので、導入して当然だと今では思っていますが。。
例えば、100人の東大生と、100人のよく分からない人たちをランダムに集めたら、そりゃ100人の東大生の方が優秀な人がゴロゴロ集まりますよね、という確率論の話です。
なんで学歴フィルターに嘆いてるのではなくて、それを知ったうえでどう行動するかが大事です。
例えば、企業によってもフィルターの強弱があります。
フィルターが強いところであれば、前々から無理やりにでも人事と繋がったりするか、そもそも初めから狙うのをやめるというのも1つの手です。
このように、知ることによって戦略を練ることができます。どんな立場にいてもそれぞれの戦い方があるのです。
学歴以上に大切なこと
なので大切なことは、
今の自分の立場から何ができるか?何をどうしていけばよいか?を考え続けて、愚直に実行していくことです。
それは人によって異なるでしょう。完全な解答というのはないと思います。だってその人それぞれによってスタート地点とゴール地点が違いますから。
自分に合ったプランは自分で考えるしかないというわけです。
学歴とかたった1つの要素にそんなにこだわるなというお話です。
変えられないものは変えられません。なので変えられるものを変えていきましょう。至極シンプルなことです。
ただものごとにはある程度の方法論が存在します。実践的な言い方をすると、まずはきちんと就活の流れを理解して順序立てて対策に取り組みましょう、とういことです。
それを知った上で、自分なりのプランを立てていきましょう。
本ブログでは、根本の考えのところから、基礎的なこと、実践的なところまでについて網羅的に書いていきます。(もちろん守備範囲外もありますが、、)
ぜひ気になるところから読んでみて、ちょっとずつ実践してみてください。
まずは、就活の全体の流れについては以下の記事にあります。全体の流れを把握しないことには始まりません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。