面接であなたは話す側だけでない、聞く側でもある
たけです。
今回は、「面接での聞く側とは」についてお話していきます。
面接だからといって、こちらが話をしてばかりではいけません。
もちろん話さないことにはそもそも評価されないのでダメなんですが、話していい時と話してはいけない時があります。
話してはいけない時に話してしまうと、コミュニケーション能力がないという判断を下されます。
今回は、そのように判断されないためにも、面接における「聞く側の重要性」ということについてお話ししていきます。
面接官の話をさえぎらない
今回のポイントとして最も言いたいことは、
面接官の話をさえぎるのはダメということです。
なぜなら話をさえぎってしまうと、会話のリズムが途切れてしまい、マイナス評価を受けるからです。
単純に、「この人は人の話を聞けない人なんだな」という評価されてしまいます。
逆に、ちゃんと話をさえぎらずに聞くことができれば、ここでマイナス評価を受けることはありません。
面接も会話である
就活における面接とは、もちろん自分のことをアピールする場です。
面接官はあなたの話した内容を聞いて、あなたが自社にふさわしいかどうかを判断します。
しかしそれだけではありません。
面接も「会話」です。
わざわざ面接という言葉を使うと特別感が出ますが、あくまでも普段と同じ会話の延長線上です。
会話においては、話す側と聞く側がそれぞれ交代しながら、意志の疎通が行われます。
なので面接だからと言って、話すことだけに集中していて聞くことをおろそかにしてはいけません。
もちろん話す内容を入念に考えることも重要ですが、それだけに集中してしまうと、面接官と会話のキャッチボールができませんよということです。
面接も会話ということを意識してみてください。
更には、あまりにも、「次に何の質問が来るのか?」「自分の想定した質問が来るのか?」ばかりにとらわれていると、
面接官の意図した設問にそもそも答えていないなんていうことも起こり得ます。
それが、以下の記事にある回答のズレにつながったりします。
聞く側でもあるためのポイント
面接官との会話が重要だ、面接官の話をさえぎらないことが重要だということをお話ししましたが、
理解したつもりでも、実際の面接の場でちゃんと思い出して、発揮できなければ意味がありません。
そのためにポイントが3つありますので、意識するようにしましょう。
①自分自身が落ち着く
②相手が話し終わるのを待つ
③一拍おいてから話し始める
順番に説明していきます。
①自分自身が落ち着く
まずはなにはともあれ、あなた自身が落ち着いていないことには始まりません。
焦ってしまっていると、何もかもすっ飛んでしまいます。
面接で焦ってしまう悩みと対策法に関してはこちらの記事にあります。
②相手が話し終わるのを待つ
相手が話し終わるのを待ちましょう。
すぐに回答をしたくなる気持ちもわかりますが、息をのんでぐっとこらえてください。
我慢です。
③一拍おいてから話し始める
これが案外重要だったりします。
まれに、一回で一つの質問で終わらずに、連続で被せて同時に3つくらいの質問してくる恐ろしい面接官が存在します。
なので、面接官の話が完全に終わったかどうかを見極めるために一拍おくのをオススメします。
同時に3つの質問は、実体験なのですが、
心の中では、「この面接官どんだけ質問重ねてくるんだよ」と突っ込んでいました。
(突っ込む余裕があるのも大事、ということも暗に意味しているつもりです。)
が、それと同時にちゃっかりと、
質問の度に、膝の上にある指を順にたたんで、質問数をカウントしていました。
そして解答する時には、
「1つ目の~~という質問ですが、僕は~~~と考えています。2つ目の~~という質問ですが、、、」
といった感じに順番に解答していきました。
最後の3つ目の質問は忘れてしまったので、もう一度聞いたら普通に教えてくれました。
という感じでしたが、その面接は無事通り、次の選考に進めました。
ということで、今回は、
面接では話すことばかりに気をとらわれがちだけど、聞くことも大事だよということについてお話ししました。
面接だけいきなりトライしようと思っても習慣化していないと中々難しいところもあるので、まずは日常会話で練習してみるといいかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。
面接へ向けての練習の仕方はこの3ステップで
たけです。
今回は、「面接へ向けての練習法」についてお話していきます。
「エントリーシートは通ったけど、次の面接が不安です」
「でも面接で何聞かれるかわからない」
「面接って、どうやって、何を、対策すればよいか分からない」
そのままの状態で行くと、面接中に頭が真っ白状態になります。
パニックになってしまい、ホントに簡単な質問にさえ答えられなくなります。
しっかりと適切な対策していけば大丈夫です。
落ち着いて自分らしさを出して、後悔のない面接にしましょう。
今回はその対策の具体的な3ステップをお話しします。
① Wordや紙に、自己PRや志望動機などの、エントリーシートの質問をまとめる
② 自分1人で練習する
③ キャリアセンター、友達、家族などの第三者と練習する
では、順番にお話ししていきます。
① Wordや紙に、自己PRや志望動機などのエントリーシートの質問をまとめる
面接では、エントリーシートの内容に沿って、質問をされるところが多いです。
面接のための土台となっており、あなたのエントリーシートを見ながら、ここについて詳しく教えてくださいなど言われることもあります。
面接官側からすれば、エントリーシートに書いている内容について質問しても答えられなかったら、
「何で自分でエントリーシート書いているのに分からないの?」
「本当に自分で書いたの?」
という状態になります。
ですが実際には、複数のエントリーシートを書いていると、内容が少しごっちゃになることもあります。
ですので、面接に行く企業のエントリーシートには、どんな設問があって、自分がどう答えたかをまとめておくことが重要です。
中でも、自己PRや志望動機についての鉄板の設問はバッチリおさえておきましょう。
自己PRのエントリーシートの書き方。↓
志望動機のエントリーシートの書き方。↓
また、注意することとして、Web提出で一度出したら見れなくなる企業などもあります。
後で見返せるように、提出する前にWordなりに保存しておくようにしましょう。
② 自分1人で練習する
次に、そのまとめたエントリーシートを見ながら、一人で練習してみます。
練習のおすすめの方法は、
設問を隠しながら、自分が書いた質問を口頭で答えていきます。
受験勉強で暗記するみたいな感じです。
ですが、この時の注意点として、受験の時とは違って、一語一句まで丸暗記しようと思わないことです。
頭の中から単語を思い出そうとしながら話すと、作り話しているような違和感が伝わってしまい、不自然になってしまいます。
そうではなくて、キーワードだけ覚えておいて、後は全体の流れを意識しながら練習しましょう。
すらすら完璧に言えず、噛み噛みでも構いません。
はじめは言葉が詰まってしまい、全然出てこないこともあります。
ここはもうひたすら練習あるのみです。
同じ内容を20回ほど言えば、大体7割くらいは伝えられるようになるでしょう。
ざっくりと内容さえ伝わればOKです。
③ キャリアセンター、友達、家族などの第三者と練習する
自分1人で練習してある程度言えるようになったら、誰かに話しかけて練習してみましょう。
このようにするメリットとしては、
自分だけで練習していては気づかない、無意識の癖や言動などに気づけることです。
ちなみに僕の場合は、目を見て話せないことでした。
1人で練習して内容もばっちり頭にあるのですが、実際の場になると、うつむき気味に話す癖がありました。
こういうのは、言われて初めてハッと気づかされます。
言われなければ、一生気づけないこともありえます。
ですので、こういうことをズバッと言ってくれる人がいれば完璧です。
キャリアセンター、友達、家族など、きちんとした意見を言ってくれる人ならだれでも構いません。
「何か気になるところがあれば、お構いなくいってください」とお願いしてから練習するのも良いと思います。
そうすると相手側も言いやすくなります。
そして、それを真摯に受け止めて、また1人で何回か練習して、次にまた誰かに見てもらって、、
ということを繰り返せば、はじめにどんなに出来ていなくても必ず改善します。
個人的な一番のおすすめは、同じ就活生としての同期です。
お互いに練習し合いましょう。
自分の面接練習に付き合ってもらったら、今度は相手の面接練習に付き合ってあげましょう。
「人のふり見てわがふり直せ」ということわざもあるように、他者のを見て学べることもいくらでもあります。
1人にこだわるのではなく、色々な人を見ることで分かってくることもあります。
上手い人の内容、言葉の選び方、姿勢などは積極的に取り入れましょう。
自らそういう機会を積極的に作っていくことが大事です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。
就活の軸の具体的な取り組み方! [具体例付き]
たけです。
今回は、「就活の軸の具体的な取り組み方」についてお話していきます。
自分なりの就活の軸を定めておくことでエントリーシートから面接まで一貫とした対応をすることができます。
予想外の質問が来た際も大きく外れることもなくなります。
逆に、この軸がブレブレだと、一見ちゃんとしている人に見られても、
ちょっと角度を変えた質問に対してボロが出てしまいます。
ぜひ、就活の軸の取り組み方をマスターしましょう。
就活の軸のポイントは?
就活の軸の本質や重要性については、こちらの記事にあります。
そして実際に取り組む上での就活の軸のポイントは、
判断基準の明確化です。
判断基準とは、あなたが就活をする上でどんな価値観に基づいていて、どういう選択をするのかということです。
それを自身の中ではっきりとさせて明確化させる必要があります。
なぜなら、就活においては、エントリーシートから面接まで一貫した回答をしているか(=論理性)が非常に重要です。
論理性というのはどこを受けるにしても、最重要項目の一つです。
この論理性によって言われたことを正しく認識して、正しく実行して、成長が見込めるかということを判断します。
ですので、自分の判断基準を一貫させるために、一旦書き出して整理することによって、論理性がバッチリになります!
以下に手順を示していきます。
就活の軸の具体的な取り組み方
以下の3ステップになっています。
① 紙とペンを用意
② 判断基準を書き出してみる
③ 優先順位と理由付けする
①紙とペンを用意
ノートでもルーズリーフでも何でも構いません。紙とペンを用意しましょう。
②判断基準を書き出してみる
判断基準とは、あなたが会社を選ぶうえで、何を重要視しているかです。
判断基準といっても色々あります。
具体例を挙げると、
職種、働き方、事業内容、業界内の立ち位置、将来性、売上高、利益率、年収、知名度、勤務地、残業時間、社風、経営理念
というものから、
お金持ちになりたい、あれがしたい、笑顔を見たい、世界を豊かにしたい、人を喜ばせたい、モテたい、認められたい、友達を増やしたい、家から出たくない
といったもっと個性的なものまで、
あなたの根柢の価値観から生み出される判断基準となります。
この価値観の掘り出しについては、以下の自己分析の記事にあります。
つまり、企業を選ぶ上で、
「何を優先しますか?」「大事なのは何ですか?」
と言われて何を選ぶかということです。
今の段階では、思いつく限り書き出してみましょう。
自分が会社を選ぶ基準として、自分にとって何が重要であるかよ~く考えてみましょう。
それは人それぞれであって、どれが良い悪いとか、正しい間違いというのはありません。
③優先順位と理由づけをする
最終的には、書き出した中から優先順位づけをします。
最終的にエントリーシートや面接で伝えるという観点から、3つに絞りましょう。
3つというのは、自分も相手も覚えやすいからです。
そして、重要なこととしては、それら全ての「理由」も述べられるようにしてください。
「なぜこの3つなのか?」
「なぜこれが最も重要なのか?」
簡潔に答えられるレベルになるまで、何度も何度も考え直してみましょう。
就活の軸の具体例
イメージしやすくするために、以下に一例をあげます。
① 挑戦が求められる社風
← チャレンジ精神を生かしたいから
② 海外赴任のチャンスあり
← 英語を生かしたいから
③ 30代で年収1000万円欲しい
← 家庭を支えるお金が必要だから
ここで「自己分析」で得られた、あなたの価値観を理由にできれば、それがあなたと企業の共通点です。
これこそがまさに、「就活の軸」であり、「企業選びの軸」とも言い換えることもできます。
ここでさらにポイントですが、その時々によって、軸のトップ3は変わっても構いません。
様々な説明会や人と話すことによって影響されるものです。
大事なことは、
今の自分の意見に対して、自分なりの納得した理由を常にもっていることです。
これが固まってくれば、実際に自己PRや志望動機のエントリーシートに取り組んでみましょう。
自己PR ↓
志望動機 ↓
では早速、紙とペンを用意して取り組んでみましょう。
紙とペンがなければスマホにあなたの判断基準をメモとして書き出してみましょう!
ここをおさえることができれば、ググッとあなたの就活基礎力は高まります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。
必見!正しい企業研究をするための具体的な3ステップ
たけです。
今回は、「正しい企業研究の具体的な手順」についてお話していきます。
いざ企業研究をしようとしたときに、どうやって調べていって、そしてどうやって意見を作っていくか?ということをパパっとできますか?
そのスタートラインとして星の数ほどある企業から探していかなければなりません。
今回の記事では、その具体的な手順についてお話ししていきます。
企業研究の手順は、以下の3ステップになります。
① 業界分類
② その企業の基礎情報
③ その企業の将来性について考える
順番にお話ししていきます。
また、企業研究は自分の意見を言うことが大切だよということについてはこちらの記事になります。
この記事で、企業研究の本質は、「業界・起業を調べたうえで、あなたなりの意見を展開すること」というお話をしました。
自分の意見を持つために、企業を調べていくというスタンスです。
①業界分類
突然、行きたい企業を30社あげてみてと言われたとしても難しいと思います。
企業研究を始める前では、なぜならそもそも知っている企業の絶対数が少ないのです。
知らないことには何も始まりません。
色々な調べ方がありますが、「業界」から調べていくのがいいでしょう。
そもそもですが、世の中には様々な「業界」が存在します。
メーカー、商社、金融、サービス、通信、広告などなど、、
更にメーカー1つを取っても、自動車、電機、エネルギー、食品、化学などさらに多岐に渡ります。
まずはこうした全体像をとらえることが大切です。
「世の中の企業というのは、このように分類分けできるんだ」 という大枠を把握しましょう。
その中で少しでも興味のある企業は、どこに分類されているのか?
もしくは今の段階だとどの業界が興味があるか?面白そうか ?
といったアプローチしていきましょう。
また、始めのうちは、食わず嫌いし過ぎず、様々な業界を調べてみましょう。
業界の調べ方はググるか、業界研究に関する本を購入しましょう。
②その企業の基礎情報
次に、興味のある業界から、興味のある企業を見つけて、その一企業についての基礎情報を詳しく調べていきます。
基礎情報とは、
経営理念、主力事業、設立年、従業員数、採用人数、売上高、売上比率(国内と海外)、営業利益、利益率、平均年収などにあたります。
気になる企業の詳細な情報を一つ一つ調べていきます。
ここで、まだ、自分の行きたい業界もそもそも定まっていない。
業界の中でも企業が多すぎて、何が何だかわからない。ということも普通にあります。
そんな時は、
少しでも興味のある業界の売上高トップ10を調べてみましょう。
これならもう現在の事実ですので、調べていくだけです。
これによってその業界の、事業内容や規模感といったことが、ざっくりと分かると思います。
この際エクセルなどで、
縦に企業名、横に基礎情報の項目のようにして、ずら~っとまとめていくと、後で見返しやすくオススメです!
また、その基礎情報の調べ方としては、
「その企業名 IR」とググってみましょう。
IRとは、詳しく言えば、企業の財務状況や経営状態を表す嘘偽りのない情報です。
その中で、パワーポイント形式の決算資料が比較的まとまっています。
はじめのうちは、どこに何が書いてあるか分かりにくいと思いますが、慣れるまで根気よく続けてみましょう。
平均年収は、ネット検索するか、「四季報」という本などに公表している企業は記載されています。
ただし、企業によって算出方法がまちまちなため、あくまで参考程度にしましょう。
③その企業の将来性について考える
①と②までは、いわゆる企業研究の前段階になります。
将来性について考えるここからが、
企業研究の本番 になります。
もちろん、いきなり将来性を考えるというのは難しいです。
どうやって考えていくのかというと、そのコツとしては、
業界におけるその企業の立ち位置は?という視点で考えていきます。
企業も決して独立して存在して、成り立っているわけではありません。
もちろん、周りの企業の存在も大きく影響しています。
その企業について知るということは、必然的にその周りの企業との関係性も考えていくことになります。
これを項目ごとに評価して考えてみましょう。
例えば、非常に重要な項目の1つに利益率などがあります。
利益率(%)とは、営業利益(円) ÷ 売上高(円)で表すことができます。
いわゆるその企業の、収益体質を示しています。
たとえ売上高が小さくても、
利益率が大きければ、企業として将来性が高いと言えます。
更に噛み砕いて言うと、経営上手で、つぶれにくい企業ということです。
理由を考える
そしてここから更に重要なのは、
その理由を考えてみることです。
例えば、「この企業は、利益率が高いな~」だけで終わるのではなくて、
なぜ、利益率が高いのか?
・技術力が圧倒的なのか
・古くからの信用が大きいのか
・ニッチな分野だからなのか
これらの元となる情報を、HPやIR資料などから調べましょう。
ここで、中期経営計画のようなパワーポイントがあったら活用しましょう。
ただ漫然と眺めるだけではなく、理由を考えるという意識をもつことが大切です。
というのも、理由はなかなか簡単にはのっていないかもしれません。
そうであればあなたなりの意見として、何か主張を作ること、すなわち立場をとること大切です。
その理由を考えるということが、真の意味での企業研究になります。
答えなんてありません。間違っていても構いません。
なぜそうなるのか?なぜそう考えたのか?を自分の口から説明できるように取り組みましょう。
これらで調べたことが、就活の軸や志望動機につながります。
就活の軸 ↓
志望動機 ↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。コメントします。
面接中にこれだけは絶対にやってはいけないこととは?
たけです。
今回は、「面接で絶対にやってはいけないこと」についてお話していきます。
なぜなら、そのことを面接中にしてしまうと、一発アウトになるからです。
これは普段の会話の癖で、無意識に出てしまうこともあります。
知らずにやってしまうと、これもなぜ面接に落ちたのか分からなく、迷走状態になってしまうでしょう。
ということで面接前にちょっと知っているだけで、避けることができますので、お話ししていきます。
絶対に嘘をついてはダメ
その面接中に絶対に、何が何でもやってはいけないこと、それは、
「嘘をつくこと」です。
なぜなら、かなりの確率でバレるからです。
面接官は面接のプロです。
1年で何百人もの就活生を見てきてます。ベテラン面接官はそれを何十年も続けています。
なので、就活生の素人の嘘なんて、簡単にに見抜きます。
(実際に人事歴10年以上の方が自慢げに語っていたのでそうなんでしょう。。)
恐らくですが、嘘をついた時の微妙な表情の変化や、醸し出す雰囲気などから、経験則的に察しているのだろうと思います。
どんな時でも、取り繕って嘘をつくことだけは、絶対にやってはいけません!
癖になってとっさに言ってしまわないように、気を付けましょう!
また、こちらの記事では、別の面接中に無意識にやってしまっていることについてあります。
嘘が深堀られるというリスク
そしてここでひとつ気を付けて欲しいポイントがあります。
それは、嘘と盛りの違いです。
どんなにささいな嘘でも絶対にダメですが、多少の盛りはOKです。
ここで嘘と盛りの定義になりますが、
嘘とは、0から1を捏造することです。
盛りとは、1を2や10にアレンジすることです。
限度はありますが、エントリーシートでは盛るのは良いと思ってます。
よく見せるための多少のアレンジは必要ですが、捏造はダメです。
例えば、面接中に、「あなたは大学時代に、何かサークルをやっていましたか?」という質問に対して、何か所属していればそれを言えばいいのですが、
本当は何もやっていないのに、
「バンドサークルに所属していました。」などと嘘を決してついてはいけません。
仮に嘘を答えてしまったとして、面接官が興味を持ったらどうなるでしょう?
「いつから始めたの?」
「きっかけは何?」
「それはどれくらいの規模?」
「何か困難なことはあった?」
「サークル内でのあなたのポジションは?」
などと深堀りされたらどうなるでしょう?
始めのうちは適当に答えていても、質問が積み重なるごとに、絶対にどこかでボロが出ます。
面接官に、「この子怪しいな」「嘘ついているんじゃないか」と思わせてしまった時点で、もう負けです。
例えそこまで聞かれなかったとしても、それはただ単にラッキーなだけでしょう。
そんなリスクは背負うべきではありません。ハイリスク・ローリターンです。
素直に言えばよい
ここから、こういう場合の正しい対応になります。
サークルに所属していなければ、「いいえ、何も所属していませんでした。」と答えるのが正しい回答です。
面接官に対して、格好つけようとしなくていいのです。
なぜなら、面接官が知りたいのは、エピソードそのものではありません。
「あなたの根柢の価値観」を聞きたがっているのです。
面接官はあなたの価値観を知るために、様々な質問をします。
この価値観については、以下の自己分析の記事に詳しくあります。
自己分析の具体的な手順 ↓
サークルに関しての質問で、あなたの価値観が深堀りできないとみれば、別の質問に切り替えます。
例えば、サークルには所属していなくても、究極のところ、以下の質問に答えることができれば何でもいいのです。
「なぜ頑張れたのか?」
「どのような困難があって、どう乗り越えたのか?」
「そこから何を得られたのか?」
これら価値観を語ることができれば、サークルでも勉強でも趣味でも何でもいいのです。
ですので、やってもいないことを無理にやった
など嘘を付いてしまうと、自分で自分の首を絞めることになります。
そんなことは決してせずに、自分が話せるエピソードで話せばよいのです。
そこであなたの根柢の価値観を伝えましょう。
今回のまとめとして、
面接中は嘘は絶対についちゃダメで、分からなければ素直に言えばいいということです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になることや質問などがあれば、お気軽にコメントしてください。返します。
面接でズレた回答をしていませんか?
たけです。
今回は、「面接で気を付けるべきこと」についてお話していきます。
例えWebテストとエントリーシートが通って、面接へ進めたとしても、面接で落ちることは普通にあります。
もちろん周囲のレベルなどの運的な要素もあるでしょう。
でもそれだけでなく、あなた自身に原因があるケースもあります。
そして、そのあなた自身による原因の多くは、これから話す内容である可能性が高いです。
面接を受けながら(もしくは受ける前から)、今からお話しする内容を知っていれば、
たとえその面接に落ちたとしても、その原因の1つが分かるので、それは次に生かせます。
本当に志望するその1社にさえ受かれば、あなたの勝ちです。
就活は最後良ければすべてよしです。
最後に勝つために、今からお話しする、「面接中に無意識にしてしまう言動」について、きっちり理解しましょう。
回答のズレ
面接で無意識にしてしまって落ちてしまう原因、それは、
回答のズレです。
ちゃんと相手が欲しがっている回答を答えられていますか?
正しいことを言っているようで、微妙に違うことを言っていませんか?
というお話です。
具体例を挙げます。
例えば、面接官からの質問で、
面接官:
「〇〇業界で、他にどんな会社を受けていますか?」
と聞かれたとします。その時に、
就活生A:
「××業界でなら、△△社を受けています。」
と答えていたら、それはアウトです。
この回答のズレを感じることができますか?
ここで面接官が意図して聞きたいことは、
「〇〇業界においてあなたが受けている企業」です。
他の××業界の話なんてどうでもいいのです。
回答がずれると2度手間になる
もしこのような回答をされると、面接官は次にどう動くと思いますか?
〇〇業界で受けている企業を知るために、もう一度全く同じ質問をしなければなりません。
つまり、以下のようになります。
面接官:
「〇〇業界で他にどんな会社を受けていますか?」
就活生A:
「××業界でなら、△△社を受けています。」
面接官:
「そうなんですね。では、この〇〇業界においては、他に受けている会社はありますか?」
就活生A:
「〇〇業界では、他の会社は受けていません。」
というように、回答のズレのために、わざわざ面接官が同じ質問を繰り返さなければならない状況となります。
1回目の段階で面接官の意図を理解して、「〇〇業界」に関する回答をしていれば、1回で終わっていたことです。
ですので、面接官からの質問に対して、その意図を正確に把握して答える必要があります。
そして理解した上で、結論 → 詳細の順番で話すのです。
詳しくはこちらの記事にあります。↓
ちなみにこれはよくよく観察すると、普段の日常会話においても、回答のズレというものは多いと思います。
ただし、日常会話では、例えズレたことを言っていても、会話は何だかんだ継続します。
しかし、面接の場においては成立しません。
なぜなら限られた時間で必要な情報を入手するという目的があるからです。
ですので、面接官の意図していることに対して、一発で的確に回答する必要があります。
これは慣れるまで本当に難しいです。
少しでも早く正確にできるように、そのコツをお話しします。
2つの質問タイプを判断する
それは、相手の質問が、以下の「2種類のどちらの質問であるか」をまず判断してください。
その2種類とは、
・クローズドクエスチョン
・オープンクエスチョン
になります。
クローズドクエスチョンとは、いわば、Yes/Noクエスチョンです。
英語でいう、Do you ~~? や Did you ~~ ?という形の質問になります。
この場合は、まず、YesかNoかをはっきりと答えてください。
そして、その後に、理由や詳細な説明を加えてください。
次に、オープンクエスチョンとは、逆にYes/Noで答えられない質問です。
英語だと、 What do you ~~ ? や How do you ~~ ?といった疑問詞を含む質問になります。
この場合は、少し難易度が上がりますが、まず言いたい内容の結論を一言で述べてください。
そして、それからその補足説明をしていきます。
ですので、自分の言いたい内容を頭の中で瞬時に整理する必要があります。
これは、言うは易し行うは難しであり、決していきなりできるようにはなりません。
そして、言いたいことを瞬時に整理できるようになるためには、究極的には「慣れ」しかありません。
普段の日常会話を練習の場として、常に、「相手の意図は何か」を意識することです。
そして、その意図に対して、まず一言で返すことを心がけます。
始めは返答のペースが遅くなってしまうので、もどかしくなるかもしれません。
が、ここをぐっと堪えて、一言での回答を絞り出します。
これが慣れてくれば、面接の場で自然に結論から、要点をとらえて回答することができます。
「回答のズレ」は起きなくなります。
さっそく、今日から、普段の会話で実践していきましょう!
今日のまとめです。
面接で無意識にしてしまっていることに、回答のズレというものがあります。
相手の意図は何なのかを理解しようと努めて、答えるようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
WEBテストは通りさえすればOK?その対策の手順は?
たけです。
今回は、「WEBテスト」についてお話していきます。
突然ですが、あなたはWEBテストは得意ですか?
得意だという人はそれは大きな強みです。
本番では実力通り力が発揮されるように、リラックスさえすればOKです。
ただ、「そんなに取れない、、」「とにかく苦手で、できる気がしない、、」
というのならまずは、WEBテストとは何ぞやというところから理解しましょう。
そして、WEBテストについての正しい知識を身に付けることができれば、不用意に焦ったり、無駄に時間をかけ過ぎたりすることもなく、
エントリーシートや面接といったより重要な方に時間を回せるようにでしょう。
まずは、この2つの内容についてお話していきます。
① WEBテストとは?
② WEBではどれだけ取ればいいの?
そして、点数を取るための「具体的な手順」についてもお話ししていきます。
① WEBテストは?
WEBテストとは、「選考フローの1つとしてあるWEB上で受ける簡易テスト」のようなものです。
通常、エントリーシートと同じタイミングで受けることが多いです。
就活の全体の流れについてはこちらに詳しくあります。
このWEBテストは、大きく2種類あります。
能力テストと性格テストです。
能力テストは、主に言語、計数、英語があります。
言語と計数はほぼ必ずありますが、英語はないところも多いです。
言語と計数はセンター試験みたいな感じです。
回答はマーク式で早く正確に答えていく感じです。
どんな問題かはググれば出てきます。
性格テストは、性格や価値観を測るテストです。
こちらは点数とかはありません。
例えば、
「あなたは個人でバリバリ派ですか?」
「チームでみんなで派ですか?」
のよう正解や不正解のないものです。
嘘をつかず素直に取り組んでいきましょう。
そして、WEBテストにも種類があり、それによって微妙に形式が異なります。
例えば、SPI、玉手箱、GABなどがあります。
自分の志望する企業がどの形式のものなのかは、きちんと調べておきましょう。
② WEBテストではどれだけ取れればいいのか?
まず、WEBテストに対しての、正しい考え方としては、
あくまでも落ちなければ問題ないということです。
通常、応募者の多い大企業の場合では、このWEBテストの点数を足切りに使うことが多いです。
ですので、こちら側からすれば、この足切りのラインにさえ引っかからなければOKです。
そのためには、総合で8割取れれば理想的です。
これだけ取れれば、WEBテストで足切られることはまずないでしょう。
そうは言っても、総合で8割の得点なんてごく一部の得意な人しか取れないと思います。
なので、実質のところ、6~7割くらいあれば大丈夫かと思います。
なぜならば、WEBテストだけで見られるというよりは、「エントリーシート + WEBテスト」として評価されます。
例えWEBテストの点数が突出して高くても、それがプラス以上の評価にはなりにくいです。
それよりも、エントリーシートや面接の方が重要な評価対象です。
ですので、費用対効果で考えて、WEBテスト対策にはそこまで時間をかけるべきところではないとも言えます。
ある程度の対策をして、受かりさえすればそれで良し。
というスタンスでいきましょう。
エントリーシートで気を付けるべきポイントとしてこちらの記事に詳しくあります。
WEBテスト対策手順
そのための手順をお話しします。
➀ 自分の受ける企業が、どのテスト形式をとっているのかを把握します。
大体ググれば、去年はこの形式だったといった情報があると思います。
この流れはよっぽど変わらないので、そこだけに絞って対策をしましょう。
そして次に、
②その形式の本を一冊買いましょう。
近くの書店に行くか、アマゾンや楽天でも、何でもいいので、すぐに買いましょう。
色々な種類があって困惑しますが、ぶっちゃけ、特にどの本でも内容に大差はありません。
パッと見て内容や解説が分かりやすそうなもので、自分ができそうなものなら何でもいいと思います。
そして、
③その問題集を合計2,3周ほど解きます。
これによって、問題の傾向とその解き方を頭の中に入れることができます。
逆にそこまでやっても、どうしても点数が上がらないようなら、誰か得意な友達に手伝ってもらいましょう。
公式には手伝うのはダメって言っていますが、気にしないでガンガン手伝ってもらってください。
「そんなの反則じゃないか」と思うかもしれません。が、大丈夫です。
なぜなら、本気でWEBテストで足切りしてくる企業は、テストセンターというシステムを導入しています。
これは近くの学校や公共施設で、必ず1人で試験を受けなければなりません。
なので替え玉や友達の協力を仰げません。本当に自力でやる必要があります。
ですので、自分の志望している企業が、このテストセンターを受ける必要があるのならば、独学で7割いくように勉強してください。
本1冊で不十分であれば、更にプラスで3冊くらい買って、問題と解き方をすべて覚えるくらいまでやりこめば、大体大丈夫になります。
むしろ、エントリーシートを書く段階になってから、同時並行でWEBテストの勉強をしなければならないと、時間を取られてしまい集中できません。
ですので、なるべく早い段階から志望企業のWEBテスト形式だけでも調べておいて、
このテストセンターがあるかないかだけでも確認するのがいいでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。